アーティストへの伝言
「学ぶために大切なこと」1221 他の人は、いろんなことを教えてくれる。 才能や能力を、そこから補っていく。 素直に耳を傾け、いろいろと枝葉のついたことばから、幹を見分ける。 今の、いや未来の自分にとって、大切な幹を、きちんと見分ける。 才能や能力…
「事実と真実」1201 アーティストは、己の体内からの溢れるエネルギーの表出に形を与える感性での表現で、素晴らしい作品を創ってきた。そのカオスが、文化やアートと呼ばれる源流となった。 今は、人間本来のもつ、この大きなエネルギーを使わないで、文明…
「レッスンに出る心」1191 レッスンに出る心のあるとき、それはたとえうまくできなくとも、何かが支えてくれている。 レッスンに出る心のなくなったとき、それは一人でやらねばならぬ。 一人ではやれたつもりでも、人前ではやれていない。 人前とは、一人で…
「トレーナーの選び方」1181 最近、多い質問は、どこで誰に指導を受けたらよいかということです。これは、とても難しい問題です。目的や方法、相性などによっても一概にはいえません。 私のレクチャーにきた人には、目的によって、できるだけ公平中立な立場…
「本気になること」1171 ここで私は、歌や声を通じて、世界や歴史、人間の表現が、どのようにそれを変えてきたかまで扱っているつもりである。 プロと一般を分けるべきという声もあるが、それは養成所では自らが決めていくことです。 本気で取り組む人のいる…
「“天使にもっとも近い悪魔たち”」 1161 〜プレBV座 Vol.25を観覧して 愛が足りない、心が足りない。 こう思えるということは、愛や心の領域に触れつつあるからだろう。 難しかったのは、自業自得、 音楽がステージを支えて初めて、本当の問題が突きつけられ…
ここの役割 Q「ライブについて」外に出てやった方がよいと思います。可能なら一般のお客さんを入れて観てもらう。過程や可能性で評価していただけるステージ実習やライブ実習の他に、すべてをその日そのステージで、ここを知らない一般の外部の客の評価する…
「他人のことばに、トル」 『苦悩する落語』春風亭小朝著(タイトルは福島英) 「客トル」 だいたい、お世辞のいい方に限って、会そのものよりも後の飲み会が楽しみだったりするわけで、こういう人は自分の人生がうまくいってない、そのウップンを売れている…
「成り立つ場のために」1131 自分の創作力を応用してみて、自らの実力を客観的に確認する、それが合宿の目的である。 創造活動において、音声を使う実践発表の場として、もっとも舞台に近い、その合宿をやめた。 そのいきさつは、すでに述べた。 ステージ実…
「やり方と在り方」 なぜ、声ができたのかといわれた。 そもそも、自分でできたとかできていないとか思ってなどいない。 まわりがそういうだけ、 それはすべての人ではないけど、 それがすべての結果。 歌い手になるのにも、やり方があるとは思わない。 やり…
「海水浴客か漁師か」1101 アンケートをみると、早く資料が欲しかったとか、説明の仕方、場所や食事がどうこういってくれるので参考となる。思いもよらぬ気づきや、意外な発見もできる。 アンケートなのでいいたいことをいうのはよいし、細かい点でいっても…
「スランプと中だるみ」1091 「最近、スランプで」 大体、世に一つとして何も示せていない人が、スランプなどということばを使ってはいけない。それは、実力を認められた人が、他人からいわれることばである。 「調子が悪い」といっても、必死にトレーニング…
「1チャンス、1プレー、1トライ」1081 久々にテレビでラグビーをみた。 自分のゴール近くのピンチで、相手のボールを奪い、 そのままゴールにつっ走った選手がいた。 その走っている表情に、 私の左眼からツゥーと一筋、 そしてゴール後の観客の大拍手に、 …
「やめるということ」1071 1)やめたくなるときは、やり始めて、3日、30日、3ヵ月、3年 といわれる。 だから、3年後から本当の差がつく。 何の分野でもやりとげた人でそう思っていない人はいない。 ここでは、1年半ピークのジンクスがあるように思う。 いや…
「場を最大限、活かす」1051 自分一人では、音や声への判断力を磨くにもなかなかわからないものです。 まして、自分のオリジナリティや表現ということは、 人のまえで、できたら、即興のなかで判断する機会が欲しいものです。 何が価値かを知るには一人では…
感性論 1041 人の喜ぶ顔をみることを楽しみにしよう 歌手も芸人も、あなた次第でなんでもなれる。 どうありたいか、そのためにどうすればよいか。 そして今、どう実行するかだけなのだ。 自分を正当化しても、それによりかかるのは、やめよう。 うまくいかな…
歌一つ 1.歌一つ 取り出す 本質を見る 自分のもの感じ、すぐれた音楽の世界を踏まえ自分の音の世界をつくる 2.歌一つ 前に出す こもらせず、飛ばす 前に出てこそ届く、伝わる。 3.歌一つ ゆだねる 出したものを 音声の世界のなかでゆだねる。心も身も任せ…
ロスとパリで このあいだ、ロスの学校を見てきました。 先生は、とても元気で、皆さんによろしくといっていました。 また、呼ぶ予定です。 今回の目的は、その音楽活動を見に行くことでした。 皆さんに書いてもらった意見やアンケートを手渡しておきました。…
【ステージ】941 いつまでリハーサルをやっているのだろう 歌や表現の舞台にリハーサルはあっても 人生にリハーサルはない いつも、今も、一度限りの本番 歌や表現の舞台にリハーサルを求めるな トレーニングにリハーサルを求めるな 人生にリハーサルはない …
イベント「決断と行動」1001 行くかどうか迷う人の多いなか、行くと決めて行動する人のみが、先が開ける。 行くと決めたら、行くために時間やお金やまわりを動かさなくてはいけない。 つまり、流されゆく人生の流れを、自分で主体的に決め、行動することとな…
唄ありて 991 【新年あいさつ】 【年頭のあいさつ】 ーー 唄ありて 唄ありて喜びあり 唄ありて涙を流す 我が生けるのをただ唄にのみ知る ただ、こうしか生きられなかった、これ以上もこれ以下もなかった、 そんな人生だったのです。 ひとすじの道生きて来て …
「いのち(全身)を使って考えること」ほか 981 「いのち(全身)を使って考えること」 「無防備でいること」 「気づきのヒント(2)」 「気づきのヒント(3)」 「気づきのヒント(4)」 “プレBV座の現状”─Simple & powerへの原点回帰を ー 「いのち(全身)を使って考…
「再会」ほか 971 ー 「再会」 おてんとさまに いつ どこであっても 天国で会っても まっすぐ顔をみて 笑ってすごせるような 今日を過ごそう そういう街に そういう人になろう ー 「あなた」 自分のやっていることが 小さくみえるほど あなたが一所懸命 生き…
「歌手にも芸人にも、あなたしだいでいつでもなれる」961 誰でも、思った通りにいくであろう人生の思いを妨げるのは、 自分の思いである。 思い通りなのですから。 あなたの今の考えが、あなたを制限している。 あなたの、まわりから入ってしまったままの浅…
【気づきのヒント】 951 1.時空を超える 音楽が世代を切ったのは、対話を拒絶し、内での会話「自分たちだけに通じる」、「わかる人だけ、聞け」ということからである。アーティストも、聞き手も、そこで、CDをヘッドホンで聞くような、クローズされたもので…
仏と鬼 伸びている理由、やれている理由 931 よく、伸びているかどうか知りたいという人がいる。 やってきた人間からすると、簡単なことだ。 やれているというのは、 (1)求められること以上をやっている (2)求められること以上がやれている (3)それを知り、…
◯感性について ◯美学について ◯上達のために 初日の出の夢 from paris. 【X'masライブ評】 〇これからの研究所 〇サッカーボール一つ 〇学場として使い切るために ーー ○感性について 921 すべては自分の責任とする― 頭で分析する人は、過去のどこがわるかっ…
自分を育てる 911 1.何事もうまくいっていることという事実によって決まる。 2.勝ちたいなら、うまく負けることだ。 3.同じものをどれだけ感じられるか。 4.自分のいる場を、どれだけ大切にするか。 5.ないものは、イメージで補える。 6.秘訣・方法は自分で…
表現のヒント 901 1.歌とブレスヴォイストレーニング イメージを声にして出す。声をイメージすることに、 感覚に体(声)を対応させる点で共通する。 ただ、トレーニングはそのための手段であり、ヴォイストレーニングは、 それのつながりを100パーセント確実…
〇大晦日から新年〜もしくはロスからパリの間で考えること チャンスはいつも一度であり、それをものにするかどうかは、日頃、それにそなえ、どれだけ待っていたか、準備していたか、覚悟していたかで決まる。 道を切り拓く人は決してそれを逃さず、わずかな…