一流になるための真のヴォイストレーニング

福島英とブレスヴォイストレーニング研究所のレッスンアンソロジー

作品鑑賞レポートで学ぶ by 参加者・トレーナー 

鑑賞レポート 6576字 1096

鑑賞レポート 1096 【デューク・エリントン】 どの顔か音か知らなくても名前はあまりにも有名。押さえておきたかった。特定の奏者をイメージして作曲した。楽団のメンバーひとりひとりに口頭で音を指示して合わせるとコードになっている。時代の変わり目にも…

鑑賞レポート 5980字 1026

鑑賞レポート 1026 「ブルース・スプリングスティーン」 クリエイティブなことを生み出すにはイメージの確立が絶対条件だ。ブルースはsecret gardenのピアノ演奏について「もっとふくらませた感じで、自由に」と指示していた。自分の曲のイメージからの必然…

鑑賞レポート 19027字  944

鑑賞レポート 【TOTO 】 客の手が呼んでいる。深くて渋い声。でっかいドラが効果的。帽子すごく似合っている。パーカスソロ、気持ちいい。不思議なライティング、緑と赤が混ざっている。一気に加速してドラムソロに入る。かっこいい。コーラスをとっている女…

鑑賞レポート 18699字 996

鑑賞レポート 996 【決定版これがオペラだ】 いろいろなオペラのハイライトシーンが出てきて、しかも内容が字幕で出ていた。私が観てみたいと思っていたのは「蝶々夫人」と「トゥーランドット」。二つとも東洋が部隊なのでその演出法、衣飾、舞台装置などに…

鑑賞レポート 4514字 966

鑑賞レポート 966 【ルイ・アームストロング】 彼がとても有名ですごいということは以"前から知っていたけど、彼の友人などのインタビューを聞いて改めてルイ・アームストロングの影響の大きさ(人間性、音楽界、人種差別などに対しての)を感じた。声を楽器代…

鑑賞レポート 24269字 936

鑑賞レポート 936 ー 【エディット・ピアフ】 「薄っぺらくならない生き方って」その気持ちで歌うから、ああいう歌になるのじゃないだろうか。1mmの緊張も解かず訴えかけてくる。100%の張りつめた状。こっちは緊張はしない。つかまるだけ、気持ちよく。しか…

鑑賞レポート 13399字 926

鑑賞レポート 【ニューオリンズ・ライブ・ゴスペル】 使命感を持って歌っている姿が特に印象に残った。「ゴスペルは神の心、神の道を音楽に託して伝えるものだ」といっていた。神という絶対的に信じられるものがあって、その神を鍛えることが歌うという行為…

鑑賞レポート 4877字  916

鑑賞レポート 916 【ジョン・コルトレーン】 「気がつくとあいつはいつも吹いてるんだ。いつもだ。俺は恐ろしくなったよ。」と彼の友人がいっていたがそれぐらいの人しか一流にはなれないのだと思う。普通に生きている人から見ればとりつかれているとか気が…

鑑賞レポート レクチャー6曲 3388字 906

鑑賞レポート 906 【レクチャーアンケート】 6曲の感想例です。初めて来た人でもこれだけ聞けるのです。 あなたの歌の聞き方はどうでしょうか。 そのときよりも、必ずしもよくなっているとは限りません。 自由に感じたことを、なるべく詳しく書いてください…

鑑賞レポート トレーナーレポート 12952字 886

鑑賞レポート ーーー トレーナーレポート 885 「千僧音曼陀羅」 声明や高橋竹山の三味線。でもとにかく声明や三味線というジャンルを歌いたいわけではないので、うまく説明がつかなくて困る。「好きなジャンルは」「久保田一竹の着物とかです」になってしま…

鑑賞レポート 19766字  876

鑑賞レポート 876 【アンドレア ボチェッリ】 「風に吹かれたとき、どこに立ち何を歌う」 何ということなのない広場。日本ならどこだろう。なかなかないのでは。石だたみの歩くところがないのか。神社。仏閣の中だろうか。チョット何かやろうと思ってできる…

鑑賞レポート 8441 字   856

鑑賞レポート 856 【ジョン・コルトレーン】 コルトレーンの音楽の基盤には、教会音楽があった。コルトレーンのことを語った人の言葉、人のサウンドと同じでも、同じフレーズは吹かない、問題に立ち向かう人。気にかかることがあったらすべてわかろうとした…

鑑賞レポート 17315字  846

鑑賞レポート 846 【The Band】 まず、全ての出演したヴォーカリストに共通していることは、声や歌や音色が曲や伴奏と調和しているということだ。そして、調和しながらも、決して埋もれることなく歌声が飛び出してくる。まさにヴォーカリストがバンドを引っ…

鑑賞レポート 11010字  836

鑑賞レポート 836 【ピアソラ】 ピアソラを知ったことも、自分にとって大きな財産だ。日本人は、本当にタンゴが好きだがそういった問題とは別の、“ピアソラ”というアーティストの存在が重大なのだと思う。何せピアソラが作曲したものだからピアソラの血と魂…

鑑賞レポート 16144字  826

鑑賞レポート 826 【ナット・キング・コール】 何て自由自在な楽器。しゃべるように歌っている。いや、しゃべってる歌だ。ことばから生み出されるリズムの、自然で楽しいこと。人を楽しませる、魅きつけてしまう歌。ほとんど伴奏なんてなくても、歌で創って…

鑑賞レポート  5719字 816

鑑賞レポート 816 【ベット・ミドラー)】 「男が女を愛する時」「Stay with me」がすごくよかった。「男が女」を後で違う人が歌ったのを聞いたが、全然違う。1つの曲のドラマを全身全霊で生きている。ライブで1曲だけで、倒れてしまっても、それが聞けただ…

鑑賞レポート 5669字  806

鑑賞レポート 806 ー 【ミルバ】 ミルバの集中力はものすごいと思う。出てきたときに上がっている集中力を最後まで保っていると見えた。ステージに完全に入り込んでいてステージ上での自分の役を完全にこなしていた。歌、ステージのイメージとミルバの物腰が…

鑑賞レポート 13710字  796

鑑賞レポート 796 【ケイト・ブッシュ】 『なぜこんなに彼女らしくあるのか』アニメで始まる、初めてだ。イメージの世界が前面に出てきている。こんな声を出すのか。踊っている。表現したいことは体の中、体の動き(指、手、腰全て)声、全てを使って全ての…

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鑑賞レポート 786 【アマリア・ロドリゲス】 「ファド」とはポルトガル語で宿命。こういうことを歌うようになる理由があるんだナ。きっと。背景が、歴史が。独特の声と節回し。節回しか。 面白い形のギターだ。おでぶちゃんのギター、くびれがない、ハハ。ギ…

鑑賞レポート   776

鑑賞レポート 776 【フランク・シナトラ】 その自然な立ち姿と存在感に圧倒されるばかり。こういう人をステージで生きる人間というのだろう。存在感というものは、つくり方があって出てくるものではない。ひとりの人間の内側にあるものが顔つきに、言葉に、…

鑑賞レポート2 芸術文化 26968字  746

鑑賞レポート2 【五代目 古今亭志ん生】 彼の落後をいくつか聞いていた。なんだか可愛く、ゆるせてしまうキャラクターでことばを聞きとりにくいところもあるが独特のフレーズを持っていて、フレーズの力で笑ってしまう時もある。独自のことばで聞き手の気持…

鑑賞レポート 意味と解説付 レポート分48764字  746

鑑賞レポート1 746 ーー 鑑賞レポートとは、 これは、歌、音楽とパフォーマンスに関する深い洞察と感動が記された鑑賞記録です。 多様なジャンルの舞台や音楽を鑑賞し、それぞれの魅力や特徴、感じた学びや感動を詳細に綴っています。 音楽が単なるエンター…

鑑賞レポート    666

鑑賞レポート 666 【マリアカラス 】 彼女の声には人を興奮させる何かがあるというのが第一印象だ。息をひそめて見てしまう。この声は本当に彼女が出しているのか。どうやって。超音波でも出してるんじゃないかと思うくらい、どこからこの声が出るのか不思議…

鑑賞レポート  12883字  646

鑑賞レポート 646 【3大テナー 】 ずうっーと釘づけ状態だった。耳もさることながら、目でずっと彼らの表情を追っていた。とても感情表現が豊かで、魅力的な顔をしている。顔の筋肉が日本人と違ってフニャッとしる。イタリア語の歌詞は、意味不明だが、その…

レッスン録 レッスン課題 おすすめ曲リスト 7863字 173

レッスン録 173 レッスン課題 おすすめ曲リスト レッスン課題 ◯ 「なんて あおい ひとみ」 「なんて あおい ひとみ」と声に出して読んでみる。 「なんて あおい ひとみ」と1度読んだ後に、 (ラソラ ソファソ ファミファ)と、音程をつけて歌ってみる。 ◯ 「…

鑑賞レポート    386

鑑賞レポート 386 【ナットキングコール】 とにかくゆとりがある。声に、表情に、態度に。ゴシラみたいな顔でにこにこ笑って、余裕しゃくしゃくで渡っている。ガンガン張り上げるわけではなく、シャウトをかますこともなく、感情をむき出しにすることもなく…

鑑賞レポート   366

鑑賞レポート 366 【メイキングWe Are The World!】 外国の歌手に関しては無知で、初めて見る顔も多かった。でも本当に皆、個性的だ。一流なのに(一流だから)一生懸命歌っている。そして、皆、様々な歌い方をする。当たり前のことだけど、一堂に会している様…

鑑賞レポート   356

鑑賞レポート 356 【マイケルボルトン】 2曲程度は知っていたけど、こんなに素敵な人だとは思っていなかった。ライブの様子とインタビューをとりまぜていたので、彼の音楽だけでなく、彼の考え方、歌うことについてなどにも少し触れることができ、一流ミュー…

鑑賞レポート  346

鑑賞レポート 346 【 California Screamin Vol.1/The Mamas & The Papas, Jefferson Airplane, Santana and MORE】 サンタナの演奏を聞いて、リズムのノリが大事だとわかった。 自分はリズムのノリが悪いと注意されるので、よく参考にしたい。 【 The Doors …

鑑賞レポート  326

鑑賞レポート 326 【California Screamin Vol.1/The Mamas & The Papas, Jefferson Airplane, Santana and MORE】 音楽に対する愛がステージを満たしている。どのシンガーも歌以前に、自分の音楽を感じさせる。そのためのサウンドであり、声である。歌いたい…