トレーナーレッスン 325
GOSPEL特別講座
このCHOIRの主旨 今まで、ゴスペルというMUSICを聽いたことがありますか?
きっと一度くらいは、なんらかのかたちで聞いたり、見たりしているはずでしょう。たとえば、映画ブルースブラザーズのなかのJames Brownが牧師に扮しているあのシーンや、ついこの間のグラミー賞授賞式のときにもCHOIRらしきものが出ていたし、ミュージカル「Mama,I want to sing」なんか、まさにGOSPEL CHOIRの物語だったり、ゴスペルはいろいろな形で日本に入り、脚光を浴びています。
きっと、このゴスペルへのみんなの印象は、powerfulとかemotionalとか声量だとか、凄いビートといったところでしょうか。では、どうして同じ人間なのに、ああも違うのでしょうか。疑問をもちませんか?なぜ、あの歌にあんなにPOWERがあるんだろうかと…。
「黒人シンガーとは体が違うよ。骨格も筋肉も」と、あなたは考えるかもしれません。しかし、それだけではありません。大きな違いは環境なのです。多くの黒人は子供の頃から教会に通い、あの音楽を耳にして、口ずさみ、そこで育つのです。そこであのリズムを得て、歌い方を身につけるのです。ソウルやラップやティスコなど、現在のポピュラーな黒人音楽の原点がゴスペルにあるというのもかりいただけるでしょう。しかも、ゴスペル自体も、常に新しい要素を取り入れ、スタイルとしては、かなりバラエティに富んでいます。それはまた、おいおい紹介するとして、次に彼らのあのエネルギーを創り出している大元についてお話しましょう。
ゴスペルの根源、それは心、精神力です。ゴスペルの歌の内容は総て、神=JESUS CHRISTについてであり、その自分の気持ちを表現するために歌っているわけです。要するに歌の前にその強い思いがあるのです。そうですよね。自分のなかに力強い気持ちがなくて、どうして力強い歌が歌えましょう!
それを自分だけに留めないで、みんなで分かち合う…みんながそこで自分を出しているのです。そうして、もっともっと心を強くしていくのです。それがあのPOWERの源なのです。
このCHOIRで、そんな彼らの魅力に触れ、実際に自分で体験してみることで、その本当のよさを分かり、自分のものにしていきましょう。また、いろいろな人たちと一緒に歌うことで、いろいろなプラスがあるはずです。
まず、半年後のライブに向けて練習。一年後には教会でのライブ予定。
Warming Up
DICTIONS…一人で歌うことと違うので、クリアーなディクションが必要
リズムトレーニング…黒人音楽特有のノリを体得
各パートごと練習…ユニソンの大切さ
全体で練習…ハーモニー 時々、ゲストなども呼び、一緒に指導してもらう。
半年後にはオーディションにて、ソロシンガーも起用します。
GOSPELレポート
ウォーミングアップ
舌の練習(RとL)
和音メジャー、マイナー
ビブラー卜
リズムトレーニング
体の力を抜いて歩いてリズ厶を感じる、体の動きがリズムにはまっているかをかなり重点的に。
ニュー・ソング
We Give You Praise
だいたいの音を覚えてきたので細かいチェック(ちょっとレベル的に難しかったような気がする)
ゴスペルにはよくある、その時々の雰囲気を大事にする。(自由な感性のもっていき方、ソロに合わせたコーラスのとり方、かけ声など)
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ウォーミング・アップ
- 舌や口の動きをやわらかくする
- 和音に強くなる
リズムトレーニング
- ストレッチングで体をほぐす
- 全身の力を抜いてリズムに合わせて踊る
- リズムの強弱や特徴をよく聞き、体のどこかでそれを表現する
- 声を出してみんなでリズムを合わせる
レビューソングス
ニューソングス
・ソロをまわしていくような曲
・ミュージカルで使われたゴスペル(Never Alone)
・アップ・テンポの曲(Worship The Lord)
・コーラスのみの曲
・アカペラの曲
ポイント
グループ意識をもつ
choirのサウンド創り
・ハーモニーで一つのサウンドを創る気持ち
・Givingのポリシー