トレーナーレポート 235
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VH検総評〔六月]
特別レッスンメニュー
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VH検総評〔六月〕
回を重ねる毎にお決まりの顔が揃って来た。毎月きちんとチェックするよう心掛けるのはとてもよいと思う。しかし、SAやSCに出て来るのにVH検には出て来ないという人たちも多い。
また「自分は音程がわるいです。どうしたらいいですか」ときいて来る生徒も多い。
そこでそんな生徒のパターンをここに紹介すると、一つは「では、しばらくSCの基礎に出てみたら?」とすすめると、一度しか来ない生徒。そして、その生徒は数ヶ月後同じことを言って来る。
「自分は音程がわるいです」何もしないからよくなるはずもない。
もう一つのパターン。それはいつも「自分は音程がわるいんです」と断言してそれっ切りの生徒。
自分の悪い所が分かっているんだから、あとは直す努力をすればいいと思う。なかなか時間をつくったりするのが大変なのは分かるし、これは自分自身にも言いきかせているのだけれど。悪い所をいつまでも同じように「悪い」といっているのでは意昧もないし、他の人がそれを見てどう思うだろう。
歌い手はいつも他の人に見られているってことだって意識しなければならない。音楽の世間は深く学ぶべきことはみんなの思う何十倍もたくさんある。それから本当に今自分の必要としていることをさがして学んでいってほしい。
“Don’t be stupid”ということです。
とりあえず今回はつぶぞろいの出席で、リズムは全員が応用の課題を受けて教える側としては有意義でした。さらに細かい所までみがいて下さい。
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特別レッスンメニュー
(1)MISS MORBY
ロックン・ロールを一曲歌う。ノリやリズ厶やディクションをしっかり指導。が、楽しく大きな口を開けて明るく健康的に歌う。
映画『ラルフ王』からの、ジョン・グッドマン版のパフォーマンスの鑑賞も、踊りやステップなどへの挑戦もしてみたい。
声から歌へ。歌詞のディクションから語るような歌唱へ。
メロディに体から出るリズムのノリを、という風に3時間を4段階に分けて、熱唱、また熱唱。
(2)スパニッシューラティーノ
これは創作の時間で、メロディとコードとリズムパターンを用意しておく。生徒をグループに分けて創作に入る。
創作(A)歌詞の創作〜スト—リーへ
(B)配役を決めてミュージカル風に
(C)練習と発表。
曲の構成やアドリヴなども生徒に任せて、もり上げていきたい。
できた曲は、練習曲として提出する。
(3)ウエスト・サイド・スト-リー
この機にアメリカのオールキャストと振り付けをしてヴィジュアルで完全な歌を仕上げたい。
ビデオに録って鑑賞する。アメリカのポイントである3連、2拍3連に異例のスパニッシュなまりのディクションを新らしくプラスした授業。曲をつかみ覚えて踊るところまでしっかりとやる。
俸奏は、生ピアノかDATで、もり上がりやシャウトもCD版以上のノリを。ウエストサイド物語の鑑賞も。
歌が体から出る楽しさをこの3つのクラスを通じて生徒の皆さんに実感してもらいたい。
たっぷり時間が使えるので有効に充実したクラスにしたい。皆の笑顔が目に浮かぶ。