一流になるための真のヴォイストレーニング

福島英とブレスヴォイストレーニング研究所のレッスンアンソロジー

イベント【プレBV座Vol.10】939

イベント  939

【プレBV座Vol.10】

 

曲の紹介

1.「Adia(エディア)」サラ・マクラクラン

サラ・マクラクランの曲はお気に入りが多いが、中でも一番好きな曲。特に出だしの気持ちよさはピカイチである。とにかく、出だしに一番、問題を抱えている私としては、1曲目にこの曲をもってきてなんとか乗り切りたい。

 

2.「春夏秋冬」泉谷しげる

子供のころ、この人はまさに危険でこわいおじさんにしかみえなかった。今やTVでも気のきいたやりとりをするいい人になってしまったが、当時はドキドキしてしまって正視すらできなかった。それでも、大好きだった曲。

 

3.「MOTHER」パフィー

譜面でみただけで惚れてしまった曲。音を聞いたらやっぱり大好きだった。こういうのがときどきあるから、新しい歌もあなどれない。こんな発見も、サウンドだけじゃなく骨格で歌を聞くようになってきたせいだろうか。

 

4.「見上げてごらん夜の星を

この曲の美しさは、きっと一生かけても味わいつくせないのではないかしら。“上を向いて”とならんで、いつでも手のなかでころがして、いろんなふうにたわむれてみたいと思っている曲。今回は3拍子で。

 

5.「新しいシャツ」大貫妙子

大貫さんの曲は詞も美しいが、何よりもメロディが好きで、本当に素らしい作曲家だと思っている。やや器楽的なところがあり、歌うととても難しいのだけれど、こういう曲を本当に音楽としてことばとして伝えられたら。

 

6.「どうしてこんなに悲しいんだろう」吉田拓郎

中学生のときはこの人に代表されるポップなフォークシンガーが私のヒーローだった。音楽よりむしろその言動に、いつも注目していて、実はあまり曲は聞いていない。そんな中でも、心に残っている、いまだに切ないいい曲。

 

7.「てぃんざくぬ花」沖縄民謡

民族的なフレーズは、どうしてこんなに声にしたとき体が気持ちいいのだろう。だから、どうしても歌いたくなってしまう。こういう節(ふし)をたどっていると、体が声がフレーズがという意識がどんどんなくなって空っぽになる。

 

8.「Heart Beat」佐野元春

この人の曲は、思い出としっかり結びついてしまっていて、なかなか楽曲として意識する機会がなかったが、最近やっと少し大人になって客観的に見られるようになったら、歌いたい曲がゾロゾロあった。が、どれも難しい。

 

9.番外デュエット「THE CRUEL WAR(悲惨な戦争)」P.P.M

共通項「昔」「フォーク」「ミディアム」を満たしハモれるもの、ということで、P.P.Mを選びました。各々の音楽的衝動をおさえることなくハモるなどということができるのか、実のところとても不安です。

 

1.「君におやすみ」加川良

旅に出るということは、“踊る”という動きを常に思い描いて憧れているのだと思う。日本はアメリカに比べてちっちゃな国だけれど、離れてみれば故郷は速く感じるし、レールはどこまでも続くと思うほどに、長く長く思える。

 

2.「知らないでしょう」加川良

本当に大変な目に会った人や、今そんな目に会っている人は、いつもどこか遠い他人で、自分は小さな町の小さな部屋の暖かすぎる布団のなかで、甘ったれた、内容の何もない話を思い巡らせては、思い出したように時計を見る。

 

3.「さらば恋人」堺正章

あたりまえに時間が流れていくと、大切な気持ちがいつの間にか消えてなくなっている。ぜいたくなことばっかり考えて、間近にある大事なものが目に入らなくなってしまう。歌うということだって同じだろうと、よく考えつく。

 

4.「カリフォルニアに憧れて」

アリス故郷でおとなしく、地味に暮らしていればよかったのになあとは、旅の途中に一度は考えること。あのとき誰かがいったことばが、今となっては、やたらと耳につく。あのときは確かに大きなお世話と思ったはずが、もういってくれない。

 

5.「Leaving,on a jetplane(悲しみのジェットプレーン)」John Denver

通常、笑顔で怒ることはなく、表情やでどんな精神状態かはある程度わかるもの。他の国のことばで歌われている曲を聞いて、切なく感じて、のちのち自分の暮らしのなかでその曲がごくしぜんに口をついて出てきたのならしかたない。

 

6.「Cruel War(悲惨な戦争)」Peter,Paul and Mary

本当に本当の意味で反戦歌の内容を理解できずにいるというのは、実は“いる”ではなく“いられる”といった方がよいのかも

しれない。うしろめたく、複雑な気持ちでいながらも廃晴らしい曲には心がひかれていく。

7.「帰ろう」松山千春

性格がもう少しよかったら、くじけて帰ってしまっているのだろうけれど、どうもそうではないらしいので、あつかましく今もここにいる。しかし、何パーセントかのかわいげのある方の声が、ときどきだが聞こえてくることがある。

 

8.「OMIE WISE」DOC WATSON

歌が今よりもっともっと純粋だった時代、話を語って聞かせるように一心に歌われていたであろう曲がたくさん残っている。そういう時代を感じさせる曲を自分なりに理解して、よい意味で新しく歌い直せればよいと思う。

 

9.「SPEAKING WITHTHEANGEL」RONSEX SMITH

何度歌っても歌い足りない曲がたまにあって、どうもそれはセカセカイライラ生きている自分への子守唄であることが多い。座り込んでゆっくりゆっくり歌うというのはまず先に、自分が聞いていないとだと思う。