投稿 988
常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。明日はひとりでにやってくる。
そしてそれとともに、新しい明日の力もまた来るのである。(ヒルティ)
一度に一つずつ行なえ。あたかも自分の生死がそれにかかっているような気持ちで。(グレース)
成功を強く願う人間を誰も押しとどめることはできない。彼にとってはあらゆる障害が、自分の夢を実現するための力を磨き上げる砥石(といし)に過ぎないのだ。(バターワース)
最高の処世術は、妥協することなく、適応することである。(ジンメル)
天才とは、複雑なものを単純なものに変える能力である。(セラー)
人間の最も偉大な力とは、その一番の弱点を克服したところから生まれてくるものである。(ヒルティ)
孤立無援の窮地に陥った時、私は石切り場へと出かけていく。そこでは石工が、岩に向かってコツコツとハンマーを振るっている。もう百回も叩いただろうか、それなのに岩にはヒビ一つ入らない。けれども、百と一回目にその岩は真っ二つに割れるかもしれない。しかもそれは、最後の一撃のためだけではない。それまでにコツコツ続けられた努力の賜物なのである。(リーズ)
機会(チャンス)が二度君のドアをノックすると考えるな。(ジャンフォール)
練習なんて一分だって耐えられないほどさ。でも自分にこう言い聞かせるんだ「ここで投げ出すなよ。いま苦しめば、残りの人生をチャンピオンとして暮らせるじゃないか」ってね。(アリ)
どんな時でも人間のなさねばならないことは「たとえ世界の終末が明日であろうとも、自分は今日リンゴの樹を植える」ことだ。(ゲオルギー)
才能とは自分を信じることだ。(ゴーリキー)
“本物”になるにはものすごく時間がかかるということ。とはいうものの、来年いよいよ30歳の大台に乗るので、急ぎながらも時間をかけて行こうかなと。まあいずれにしてもこの“ものすごく時間がかかるということ”との闘いは私なりにではあるけれども、今まで以上に楽しんでいきたいと思う(ちなみに私が年齢的に目標とする歌手はキューバのコンパイ・セグンド=91歳にして未だ現役です(笑))。
今回初の本格的共演となったデ・ニーロとホフマンの演技合戦はいうまでもなく最高であったし、劇中、ウイリー・ネルソンが指揮する「ウィ・アー・ザ・ワールド」をパロったみたいな「アメリカン・ドリーム」なる平和ソングがこれがまた本格的(ゴスペル隊のシャウトもスゴイ深くて入ってたぞ(笑))で最高に笑えた。本当にどこまでマスメディアを信じていいものであろうか。みたいな(笑)「ワグ・ザ・ドッグ」であった。今日はまたまた激しい雨で、梅雨入りしたという。まあ梅雨だろうが何だろうが、水泳だけへは行く。そしてトゥーツ・シールマンスの新作「シェ・トゥーツ~思い出のフレンチ、そしてジャズ」も購入する。まるでパリの安酒場で古きよき時代に思いを寄せながらほろ酔い気分でハーモニカを吹くトゥーツとヴァルス・ミュゼットを弾くマルセル・アゾーラの姿(あくまで想像ですよ(笑))が目に浮かんできそうな冒頭「パリの空の下」から、ブラボーと言うしかない。
「日経エンタテインメント!」7月号
特集「日本列島縦断追跡ルポ史上最強のライヴ・アーティストを探せ!」
別にイエローモンキーやGLAYやラルク・アン・シエルらに興味がある訳ではない(上述のアーティストたちに興味をもつほど私も若くはないしね(笑))。彼らよりも少し大人の日本を代表するライヴ・アーティスト、浜田省吾さんに興味がある。「74年にドラマーとして初めてツアーに出て初のソロツアーでも7、6年ですから、もう20年以上、長いですね。いろんな経験をしましたよ。お金のもらえない辛いツアーもあったし、1人でギター1本持ってライヴハウスを回ったりもしたし」という浜省さん(と呼んでしまいます(笑))は現在、2001年まで続く4年がかりの長いライヴツアー(但し春と秋にツアーに出てそれ以外の夏と冬は旅に出たり曲をつくったりレコーディングをしたりと、のんびりした感じではあるという。いい感じだなあ(笑))を行なっているという「僕の場合はテレビやラジオに出るわけではないですし、ファンが僕の音楽とふれあう機会はCD以外にはライブしかないんですよね。だからこそライブを大切にしたいし、わざわざ足を選んでくれるファンとのつながりも強いものになっているんだと思います」クドいようではあるけれども、いい感じだなあ(笑)。が、浜省さんの「お金のもらえない辛いツアー」という営業もある通り、ライブは儲からないことの方が多いようである。というのもお金がものすごくかかるからである「基本的にコンサート総制作費はステージ制作費と運営費に分けられます。まずステージ制作費はセット代、バックバンドの出演料、PA、照明の機材と人件費、リハーサルスタジオ代、大道具・小道具の人件費、楽器レンタル料、舞台監督のギャラ、ヘアメイク、スタイリスト代などです。運営費の内訳は会場費と宣伝費。さらにツアーを回る交通費、ホテル代、弁当代、チケットぴあなどに払うプレイガイド手数料、会場整理のバイト代もかかります。だいたい制作6割、運営4割、といったところでしょうか。全国規模のホールツアーの場合、総制作費は軽く単位になりますね」
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おすすめ
BEST12
02キッス 「サイコ・サーカス」
03ローリン・ヒル 「ミスエデュケーショ ン」
04ゴールディ 「サターンズ・リターン」
05レニー・クラヴィッツ 「5」
06ビースティ・ボーイズ 「ハロー・ナス ティ
07 マドンナ 「レイ・オブ・ライト」
08ペドロ・ルイス&パレーヂ 「アストロ ナウタ・トゥピー」
09ハービー・ハンコック「ガーシュウィン・ワールド」
10ヘッドハンターズ「リターン・オブ・ ヘッドハンターズ」
11 トゥーツ・シールマンス「シェ・トゥ ーツ~思い出のフレンチ、そしてジャズ」
12村上“ポンタ”秀一 「Welcome to My Life」
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旧(初CD化、再発盤etc.) BEST 12
ザ・ローリング・ストーンズ「ラヴ・ユー ·ライブ」
アイアート・モレイラ 「アイム ・ファイン、ハウ・アー・ユー?」
カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、トン・ゼー、 ムタンチス、 ナラ・レオン「トロピカリア」
ジョアン・ジルベルト 「三月の水」
エリス・レジーナ& トゥーツ・シール マンス「ブラジルの水彩画」
ジョルジ・ベン 「アフリカ・ブラジル」
トトー・ラ・モンポシーナ 「赤く燃えるろうそくの火」
フランク・シナトラ 「カム・フライ・ウィズ・ミー」
デューク・エリントン・トリオ 「マネ・ジャングル」
オーネット・コールマン 「ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン VOL.1&2」
マイルス・デイヴィス 「ビッチェズ・ブリュー~コンプリートセッション」
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CD100曲 ~ MUST CD 100 SONGS十日本の心10曲
ロック/ポップス (アメリカ/カナダ/オーストラリア) 28 曲 (ROCK/POPS (U.S.A./CANADA/AUSTRALIA) 28 SONGS)
・エルヴィス・プレスリー 「監獄ロック」 2:26 (ELVIS PRESLEY “JAILHOUSE ROCK”)
(1950年代、ロックンロールが誕生。そんな中ビル・ヘイリーやチャック・ベ リーやリトル・リチャードら“ロックンロールの祖”以上に衝撃的な登場を果たしたのが、黒人のリズム&ブルースと白人のカントリー&ウエスタンをワイルド にミックスさせた“ロックンロールの王様”エルヴィス・プレスリーである。その歌声も衝撃的である)
・ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」 6:10 (BOB DYLAN“LIKE A ROLLING STONE")
(エルヴィスからビートルズへ急激に成長し続けるロックはフォークの神様ディランにも飛火、彼はフォーク・ロックへ。その歌声は “転石のように”ロックの源となる)
・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「僕は待ち人」 4:44 (THE VELVET UNDERGROUND “I'M WAILING FOR MY MAN”)
(ディランも出入りしていたというNYの アンディ・ウォーホルのファクトリーで音楽活動をしていた彼ら。ルー・リードの退廃的な歌声も含め、後に多くのフォロワーが)
・ドアーズ 「ジ・エンド」 11:43(THE DOORS “THE END”)
(LAではドラッグ・カルチャーとヒッピ ・ムーヴメントの色濃いサイケデリック・ロック・バンドである彼らが注目を浴び、ジム・モリソンの魔性の叫びは伝説となる)
・ポール・バタフィールド・ブルース・バンド「ミステリー・トレイン」 2:33 (THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND “MYSTERY TRAIN”)
(ヴェルヴェッツやドアーズのような前衛的なバンドが活躍する一方、いぶし銀のホワイト・ブルースを演奏する彼らのようなバンドこそアメリカン・ロックの本道である)
・ジャニス・ジョプリン 「ジャニスの祈り」 3:41 (JANIS JOPLIN “MOVE OVER”) (ホワイト・ブルースといえば“コズミック・ブルースの女王”=“ロックの女王”ジャニス。まるで自らの生命を削るかのような叫びには鬼気迫るものすら感じてしまう)
・クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「雨を見たかい」 2:38 (CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL “HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN”)
(ホワイト・ブルースといえば今も本国アメリカにおいて根強い人気を誇るジョン・フォガティ率いる彼らも聞き逃せない。アーシーでスワンピーなフォガティが鋭く唸る)
・ニール・ヤング 「孤独の旅路」 3:07 (NEIL YOUNG “HEART OF GOLD”) (グランジ色の強いロックンローラーの顔もカントリー色の濃いフォークシンガーの顔も両方ともニールの顔。「黄金の心 (原題)」は後者の顔のなかでも特に内省的である)
・サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」 4:54(SIMON AND GARFUNKEL “BRIDGE OVER TROUBLED WATER”)
(ポール・サイモンの手によるゴスペル・タッチのバラードをアート・ガーファンクルが優しく且つ力強く歌い上げる。名フォークデュオの名曲が激動の60年代を癒す)
・イギー&ザ・ストゥージズ 「サーチ・アンド・デストロイ」 3:29 (IGGY AND THE STOOGES “SEARCH AND DESTROY”)
(今だに現役バリバリのオリジナル・パンクロッカーであるイギー・ポップ。当然のことながら73年のこの曲にも本物のパンク・スピリットとパワーがみなぎりまくる)
・カーペンターズ「イエスタデイ・ワンス・モア」 3:57 (CARPENTERS “YESTERDAY ONCE MORE”)
(もしかしたら本国アメリカ以上に日本で聞き親しまれているのがカレン&リチャードのカーペンター兄妹であろう。カレンの穏やかな歌声はまさに“青春の輝き”である)
・キッス 「ロックン・ロール・オールナイ ト」 2:48 (KISS “ROCK AND ROLL ALL NITE")
(地獄からの使者のようなショッキングな メイクとは裏腹にポール・スタンレーとジーン・シモンズを中心としたその音楽性は実はどこまでも痛快なハード・ポップである)
・エアロスミス 「僕を泣かせないで」 5:13 (AEROSMITH “YOU SEE ME CLYING") (キジスと並ぶアメリカン・ハード・ロックの雄である以上に今やストーンズとも比肩し得る彼ら。スティーヴン・タイラーはバラードにおいても野獣の表現力で歌い切る)
・ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走」 4:30 (BRUCE SPRINGSTEEN “BORN TO RUN") (「僕はロックンロールの未来を見た。その名は、B・スプリングスティーンという」のキャッチコピーが余りにも有名なブルース一世一代の出世作。まさに暴走する熱唱)
・イーグルス 「ホテル・カリフォルニア」 6:30 (EAGLES “HOTEL CALIFORNIA")
(77年、建国200年に浮かれる米国を“69年以来ピリット(=酒と精神と二重の意が) は切らせています”と痛切に批判した名曲。 ドン・ヘンリーの歌声も切ない)
・ビリー・ジョエル 「素顔のままで」 4:50 (BILLY JOEL “JUST THE WAY YOU ARE”)
(70年代最高のシンガーソングライター の一人。この曲でビリーはグラミー賞の「最優秀レコード」と「最優秀楽曲」の2 冠に輝き、 AORともども彼自身一時代を築く)
・ビージーズ「ステイン・アライヴ」 4: 43 (BEE GEES “STAYIN' ALIVE")
(映画「サタデー・ナイト・フィーバー」 とともに、世界的なディスコ・ブームに火をつけたオーストラリア出身ギブ3兄弟の大ヒット・ナンバー。ファルセットもキマる)
・ラッシュ 「赤いバーチェッタ」 6:49 (RUSH “RED BARCHETTA")
(70年代後半、ボストンやTOTOなどプログレッシヴなハード・ロックを聞かせるバンドが活躍する中、このカナダ出身のロック・トリオの演奏は超絶の一語 に尽きる)
・J. ガイルズ・バンド「堕ちた天使」 3:36(THE J. GEILS BAND “CENTERFOLD")
(ストーンズの弟分およびエアロスミスの兄貴分と言っていい彼らは81年のこの曲で遂に初の全米チャート1位に輝く。ピーター・ウルフのロックンロールぶりも最高)
・ジャーニー「時への誓い」 4:26 (JOURNEY “FAITHFULLY”)
(70年代後半からプログレ・ハード・ロ ック・バンドとして活躍していた彼らも また80年代前半に人気実力ともにピークを迎える。スティーヴ・ペリーの歌唱力は絶品)
・ヴァン・ヘイレン 「ジャンプ」 4:01 (VAN HALEN “JUMP”)
(新時代のギター・ヒーローとしてファンの度肝を抜いたエディ・ヴァン・ヘイレンはこの曲でシンセを大胆に導入。ボン・ジョヴィへと連なるポップさで初の全米1位)
・シンディ・ロ ーパー「タイム・アフター・タイム」 4:02 (CYNDI LAUPER “TIME AFTER TIME”)
(デビューからいきなり4曲の全米トップ 5ヒットを放ったシンデレラガールは苦節10年の苦労人でもあった。4曲のなかではマイルスも演奏したこの名バラードが秀逸)
・マドンナ「トゥルー・ブルー」 4:16 (MADONNA “TRUE BLUE”)
(80年代最大のセックス・シンボルはMTVを徹底的に利用して成功したが、それはこの曲のような60年代風ポップスもサラリと歌ってのける才能と努力があってこそ)
・レッド・ホット チリ・ペッパーズ「ゲットアップ・アンド・ジャンプ」 2:51 (THE RED HOT CHILI PEPPERS “GET UP AND JUMP”)
(84年デビュー当時のレッテルはLAの 一変態ファンク・バンド。が、アンソニーのラップやフリーのチョッパーにはその後の片鱗が。90年代ようやく時代が追いつく )
・ガンズ・アンド・ローゼズ「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」 4:31 (GUNS 'N' ROSES “WELCOME TO THE JUNGLE”)
(レッチリとは対照的に戦のデビューを飾った彼ら。グラムもパンクもメタルも飲み込んだロックンロールとW・アクセル・ローズの凶暴な叫びが“破壊欲”を刺激する)
・マライア・キャリー 「ヴィジョン・オブ・ラヴ」 3:30 (MARIAH CAREY “VISION OF.LOVE”)
(90年代に登場した最高最大の歌姫と言えばこれはもう誰が何と言おうともマライアであろう。このデビュー曲でも7オクターブの歌声は神々しいまでの輝きをひびかせる)
・ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」 5:01 (NIRVANA “SMELLS LIKE TEEN SPIRIT”)
(90年代に登場した最高最大のグランジ・ヒーローと言えばカート・コバーンであろう。が、その純粋なまでに悲痛な彼の叫びはピストル自殺という悲劇の引き金にも)
・ベック 「ラムシャックル」 4:49 (BECK “RAMSHACKLE”)
(そしてグランジの嵐が激しく吹き荒れた後に飄々と現れたのが異才ベック。この曲ではジャズベースの哲人チャーリー・ヘイデンとも共演。世紀末にローファイが行く)
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ロック/ポップス(イギリス/スウェーデン/アイスランド) 27曲 (ROCK/POPS (U.K./SWEDEN/ICELAND) 27 SONGS)
· ビートルズ「プリーズ・プリーズ・ミー」 2:00( THE BEATLES “PLEASE PLEASE ME”)
(イギリスはリヴァプールでエルヴィスやエディ・コクランやC・ベリーをレパートリーとする若者たちがいた。彼らは 62年 「ビートルズ」という名でデビューする。これこそがすべての始まりである。彼らの曲だけで充分必修100曲が選曲できてしまう中からまず初期のこの曲を。作詞作曲は勿論ジョン・レノン/ポール・マッカートニー)
・ザ・ローリング・ストーンズ「サティスファクション」 3:48 (THE ROLLING STONES (“I CAN'T GET NO) SATISFACTION”)
(他方、ロンドンではマディウォーターズやボディドリーやC・ベリーをレパートリーとする若者たちがいた。彼らはマディの曲名にちなみ 「ローリング・ストーンズ」と名乗り63年デビューする。ビートルズの永遠のライバル。が、今も“満足”できず転がり続ける彼らの代表曲の作詞作曲は勿論ミック・ジャガー/キース・リチャーズ)
・ザ・フー「恋のマジック・アイ」 4:07 (THE WHO “I CAN SEE FOR MILES”) (本国イギリスにおいてはビートルズとストーンズと並び称せられて絶大な支持を得ている彼ら。この曲はモッズ~ロック・オペラ時代に挟まれながらも激しく美しい傑作)
・キング・クリムゾン 「21世紀の精神異常者」 7:21 (KING CRIMSON “21ST CENTURY SCHIZOID MAN”)
(60年代最後の衝撃は彼らのデビューアルバムがビートルズの「アビー・ロード」を全英1位から蹴落としたことでも象徴される。 プログレッシヴ・ロックの一大傑作)
・デレク・アンド・ザ・ドミノス 「いとしのレイラ 7:09 (DEREK & THE DOMINOS “LAYLA”)
(70年クリーム解散後のエリック・クラプトンは自らのブルースを極めるべくデュアン・オールマンと共演。レイラ=ジョージ・ハリソン夫人であるという劇的な伝説も)
・ジョン・レノン「イマジン」 3:02 (JOHN LENNON “IMAGENE”)
ツイスト・アンド・シャウト”と激し YEAAQ HA叫ぶジョンもジョンであるし“ラヴ・アンドピース”を静かに歌うジョンもまたジョンである。“想像してごらん”平和を。)
・ブラック・サバス 「パラノイド」 2:48 (BLACK SABBATH “PARANOID”)
(ヘヴィメタル/ハード・ロックの祖その一。トニー・アイオミのヘヴィなギター・リフとオジー・オズボーンの悪魔の歌声が今日も世界中の“偏執狂”の血を騒がせる)
・レッド・ツェッペリン 「ロックンロール」 3:40 (LED ZEPPELIN “ROCK AND ROLL”)
(ヘヴィメタル/ハード・ロックの祖その二。ジョン・ボーナムのドラム・イントロもジミー・ペイジのギター・リフも ロバート・プラントの絶叫もまさにハードに迫る)
・ディープ・パープル 「スモーク・オン・ザ・ウォーター」 7:31 (DEEP PURPLE “SMOKE ON THE WATER”)
(ヘヴィメタル/ハード・ロックの祖その三。 リッチー・ブラックモアのギター・イントロともどもハード・ロックのバイブル。 イアン・ギランの絶唱も男前といいたい)
・イエス 「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス』 9:41 (YES “YOURS IS NO DISGRASE”)
(プログレッシヴ・ロックのトップグループ。宇宙的広がりを見せるスケールの大きなロック・シンフォニーにジョン・アンダーソンの天使の囁きを思わせる歌声がひびく)
・エルトン・ジョン 「僕の歌は君の歌」 4:00 (ELTON JOHN “YOUR SONG”) (70年代最高のシンガーソングライターの一人。エルトンといえばダイアナ元妃 ONITOR 追悼歌 「キャンドル・イン・ザ・ウインド」以上に長く愛聴されているこの名曲であろう)
・ジェネシス 「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」 7:22 (GENESIS “WATCHER OF THE SKIES”)
(やはりプログレッシヴ・ロックのトップグループ。英国演劇的且つ寓話的な世界をクラシカルな演奏とユニークこの上ないピーター・ガブリエルの歌声が魅惑的に表現)
・ロッド・スチュワート 「マギー・メイ」5:46 (ROD STEWART “MAGGIE MAY”)
(70年代最高のロック・シンガーの一人ロッドが歌う名曲中の名曲。透明感あふれるロン・ウッドのギターもロッドのハスキー・ヴォイスもハートウォーミングである)
・クイーン 「ボヘミアン・ラプソディー」 5: 57 (QUEEN “BOHEMIAN RHAPSODY”)
(イギリスの国民的ロックバンドの超名曲。バラード→オペラ→ロック→再びバラードと複雑な構成ながらも見事全英1 位に輝く。 フレディ・マーキュリーの歌唱も華麗)
・レインボー 「バビロンの城門」 6:49 (RAINBOW “GATES OF BABYLON”) (Dパープルを脱退したリッチーが結成した様式美メタル・バンド。完成に8ヵ月を要したというこの曲でのロニー・ジェイムズ・ディオの魔唱は幻想的且つ劇的である)
・アバ 「ダンシング・クイーン」 3:50 (ABBA “DANCING QUEEN”)
(スウェーデンが生んだ世界的ポップ・グ ループ。アグネタとフリーダという女性ヴォーカル2人のハーモニーも美しい元祖ユーロビート/元祖スウェディッシユポップ)
・セックス・ピストルズ 「アナーキー・イン・ザ・U.K.」 3:33 (SEX PISTOLS “ANARCHY IN THE U.K.”)
(77年前後、ロンドンでバンク・ムーヴメントが勃発。確信犯的な怒れるパンクロッカー=ジョニーロットンの激唱とバックの面々の粗い演奏がロックを一変させる)
・エルヴィス・コステロ 「リトル・トリガーズ」 2:40 (ELVIS COSTELLO “LITTLE TRIGGERS”)
(一方、パンク・ロックと相関関係にあったパブロックも問答無用な怒れるパブロッカー=コステロを登場させる。その鬼才ぶりは今もって他の追随を許すことはない)
・クイーン&デヴィッド・ボウイ 「アンダー・プレッシャー」 4:05 (QUEEN & DAVID BOWIE “UNDER PRESSURE”)
(稀代のグラム・ロッカー=ボウイを“プラスティック・ソウル”と呼ぶならばフレディは“クリスタル・ゴスペル”と呼びたくなる。文字通り一期一会の傑作デュエット)
・フィル・コリンズ 「恋はあせらず」 2:55 (PHIL COLLINS “YOU CAN'T HURRY LOVE”)
(80年代当時ジェネシスのシンガー兼ドラマーだけでなくソロ活動でも活躍していたフィルがモータウンの名門グループ=シュープリームスの名曲をセンスよくカヴァー)
・ジョー・ジャクソン 「ステッピン・アウト』 4:24 (JOE JACKSON “STEPPIN' OUT”)
(80年代のイギリスの音といえばエレポップ。デュラン・デュランらニューウェイヴ勢がヒットを飛ばす中で、ポップ職人ジョーもエレポップの名曲をヒットさせる)
・ポリス「見つめていたい」 4:13 (THE POLICE “EVERY BREATH YOU TAKE”) (70年代後半から80年代前半までに音楽的にも商業的にも最も充実していたイギリスのバンドといえば彼ら。スティングの成熟した歌声は以降のソロ活動も予感させる)
・ジューダス・プリースト 「ホイール・バ ーニング」 4:24 (JUDAS PRIEST “FREEWHEEL BURNING”)
(ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル界に君臨する“メタル・ゴッド”が鋼鉄の貫線を見せつける高速ナンバー。エキセントリックなロブ・ハルフォードの絶叫もキレまくる)
・ユーリズミックス 「ビリーヴ・ミー」 4: 25 (EURYTHMICS “WOULD I LIE TO YOU ?”)
(80年代エレポップ勢のなかでも飛び抜けた才能を見せる彼ら。この曲ではライブ感あふれるソウル・サウンドとアン・レノックスのすさまじいばかりの歌唱力で圧倒する)
・U2 「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)」 5:37 (U2 “WHERE THE STREETS HAVE NO NAME”)
(アイルランドを代表する彼らはこの曲で幕を開けるアルバム「ヨシュア・トゥリ ー」で 80年代後半~90年代最高のロックバンドとなる。ボノの“魂の叫び”も熱い)
・ビョーク 「イゾベル」 5:47 (BJORK “ISOBEL”)
(90年代、アイスランドの歌姫から未来世紀の電脳ディーヴァへと進化したビョークの歌声は、テクノでハウスでブラジリアン・フュージョンな音の“桃源郷”へと誘う)
・ジャミロクワイ 「ドゥ・ユー・ノウ・ホ エア・ユー・アー・カミング・フロム」 5:00 (JAMIROQUAI “DO U KNOW WHERE YOU'RE COMING FROM (featuring m-BEAT)”)
(そして90年代最新の革命ドラムン・ベースのビートに乗って、アシッドジャズのスペース・カウボーイ=ジェイ・ケイの宇宙遊泳のような歌声は、世紀末に疾走する)
BLACK ブラック・ミュージック MUSIC 20 SONGS
ルイ・アームストロング 「この素晴しき 世界」 2:19 (LOUIS ARMSTRONG “WHAT A WONDERFUL WORLD”)
(ブラック・ミュージックの一番には何といってもサッチモを挙げたい。ジャズヴォーカルの祖である彼の歌声はブルースでもありソウルでもありそしてポップスでもある)
・ベン・E.キング 「スタンド・バイ・ミー」12:59 (BEN E. KING “STAND BY ME”)
(そしてブラック・ミュージックナンバーの一番には何と言ってもベンE. 不滅の名曲を挙げたい。オールディーズ的 (ノスタルジーとゴスペル的メッセージが胸を打つ)
・サム・クック 「ツイストで踊りあかそう」 2:40 (SAM COOKE “TWISTIN' THE NIGHT AWAY”)
(オーティス・レディングからR・スチュワートまで多くの歌手に影響を与えた不世出のミスター・ソウル/ゴスペル/リズム&ブルースといえば勿論サム・クックである)
・アレサ・フランクリン「チェイン・オブ・フールズ」 2:45 (ARETHA GMA FRANKLIN “CHAIN OF FOOLS”)
(数多くの女性ソウルシンガーが存在する中“ソウルの女王”の称号が最もふさわしいのはやはりアレサである。パワフル且つナチュラルな歌唱にはただただ圧倒される)
・ジェームズ・ブラウン「セックス・マシーン」 10:31 (JAMES BROWN “GET UP FELL LIKE BEING A SEX MACHINE”)
(“ミスター・ダイナマイト”或いは“ゴ ッドファーザー・オブ・ソウル”と称号までもがファンキーなファンク・ミュー ジックのイノヴェイターJB まさに精力絶倫)
・スライ・ストーン 「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」 5:22 (SLY AND THE FAMILY STONE “I WANT TO TAKE YOU HIGHER”)
(JBと比肩するファンク・ミュージックのイノヴェイターと言えば勿論スライ。が、68年頃の彼はロック色も濃く、ブラックロックのイノヴェイターの役割も果たす)
・ジミ・ヘンドリックス 「リトル・ウイング」2:24 (THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE “LITTLE WING”)
(スライと比層するブラックロックのイノヴェイターと言えば勿論ジミヘン=ロックの革命児はギターもすごいが声もすごい。この名バラードでもすごいと同時に思わず泣ける)
・カーティス・メイフィールド 「ムーヴ・オン・アップ」 8:55 (CUTIS MAYFIELD “MOVE ON UP”)
(そして70年代ソウルのイノヴェイター と言えばカーティス。このグルーヴ、ギターカッティング、ホーン、ストリングス、ファルセットそしてメッセージ、すべて重要)
・マーヴィン・ゲイ 「ホワッツ・ゴーイン・オン」 3:53 (MARVIN GAYE “WHAT'S GOING ON”)
(この70年代ソウルの名曲でセクシーなソウルシンガーぶりだけではなくカーティスばりのサウンドクリエイターぶりも発揮した繊細な天才マーヴィンやはり重要)
・スティーヴィー・ワンダー「涙のかたすみで」 6:29 (STEVIE WONDER “JOY INSIDE MY TEARS”)
(70年代最高最大の天才アーティスト。サウンドクリエイトもソングライティングもそして歌唱も“ワンダーフル”としか言いようがない。この曲もまた隠れた名曲)
・ジョージ・ベンソン 「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」 5:36 (GEORGE BENSON “THE GREATEST LOVE OF ALL”)
(天才ジャズ・ギタリストであると同時にポップ歌手としてもなかなかのベンソン。モハメド・アリの自伝映画で使われ後年ホイットニーのカヴァーでも大ヒットした名曲)
・ファンカデリック 「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」 7:29 (FUNKADELIC “ONE NATION UNDER A GROOVE”)
(奇才ジョージ・クリントン率いるPファンク軍団2大バンドのうちの1体 (もう 1体はパーラメント) が満を持して放つ Pファンク宣言はヒップホップへと受け継がれる)
・アース・ウインド&ファイアー 「セプテンバー」3:36 (EARTH, WIND & FIRE “SEPTEMBER”)
(“大地”のようなモーリス・ホワイトのメロウ・ヴォイスと“風”のようなフィリップ・ベイリーのファルセットが“炎”のようにホットな演奏をバックに絡み合う名曲)
・マイケル・ジャクソン 「スタート・サム シング」 6:04 (MICHAEL JACKSON “WANNA BE STARTIN' SOMETHIN'”) (80年代を象徴するMTVが生んだ今世紀最高最大のエンターティナーと言えば勿論マイケル。と同時に抜群のリズム感も世界最高であるということも強調しておきたい)
・プリンス 「パープル・レイン」 8:40 (PRINCE & THE REVOLUTION “PURPLE RAIN”)
(80年代最高最大の天才アーティスト。勿論今世紀最高最大の天才アーティストの一人でもある。この大傑作ロッカバラードでの殿下の絶唱は官能的且つ感動的である)
・チャカ・カーン 「フィール・フォー・ユ ー 5:46 (CHAKA KHAN “I FEEL FOR YOU”)
(熱唱のチャナもハーモニカのスティーヴィーも絶品ながらグランドマスター・メリ・ミルに衝撃が走る。80年代最大の革命ラップ/ヒップホップはここに市民権を得る)
・RUN-D.M.C.with エアロスミス「ウォーク・ジス・ウェイ」 5:11 (RUN-D.M.C. with AEROSMITH “WALK THIS WAY”)
(そしてラップ/ヒップホップを一躍メジャーにした張本人こそが彼らである。と同時に80年代前半低迷していたエアロも蘇生。スティーヴンのファンク魂も燃え上がる)
・リヴィング・カラー 「グラマー・ボーイズ」 3:40 (LIVING COLOUR “GLAMOUR BOYS”)
(ブラック・ミュージック=ラップ/ヒップホップ或いはブラック・コンテンポラリーが主流であった時代に頑なにブラックロックを追求し続けた彼ら。この曲はポップ)
・ホイットニー・ヒューストン 「オールウェイズ・ラヴ・ユー」 4:31 (WHITNEY HOUSTON “I WILL ALWAYS LOVE YOU”)
(92年の映画「ボディガード」の主演および歌唱でクイーン・オブ・ポップスの座を不動のものとしたホイットニー。出だしのアカペラから歌のうまさに聞き惚れるのみ)
・ベイビーフェイス 「チェンジ・ザ・ワー ルド」 7:32 (BABYFACE “CHANGE THE WORLD”)
(シンガーとして以上にソングライターやプロデューサーとして90年代最高の才能を見せる顔氏。クラプトンへのプロデュース曲でもあるこの大ヒット曲も最高である)
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ボサノヴァ/サンバ/MPB (ブラジル) 5曲 (BOSSA NOVA/SAMBA/MPB (BRASIL)5 SONGS)
・フランク・シナトラ&アントニオ・カル ロス・ジョビン 「イパネマの娘」 3:13 (FRANK SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM“THE GIRL FROM IPANEMA”)
(ボサノヴァの定番ナンバーと言えばジョビン作曲のこの曲を「こんなに小さい声で歌ったのは風邪を引いた時以来だ」という名言 を残したシナトラが軽やかに歌う)
・ジョアン・ジルベルト 「想いあふれて」 2:00 (JOAO GILBERTO “CHEGA DE SAUDADE”)
(58年、ヴィニシウス・ヂ・モライス作詞+ジョビン作曲十そして鬼才ジョアン歌とギター=「シェガ・デ・サウダーヂ (原題)」の発表=ボサノヴァ誕生の瞬間である)
・エリス・レジーナ 「帆掛け船の疾走 (コ ヒーダ・ヂ・ジャンガダ)」 2:04 (ELIS REGINA “CORRIDA DE JANGADA”)
(MPB= ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック史上最高最大の愛すべき歌姫エリス。どこまでも自由奔放で天真爛漫な歌いっぷりにはただただ魅了されるのみである)
・カエターノ・ヴェローゾ 「アトライス・ド・トリオ・エレトリコ」 2:43 (CAETANO VELOSO “ATRAS DO TRIO ELETRICO”)
(現在のブラジルのミュージシャンで影響を受けていない者は皆無と言ってしまってもいいMPBの偉大なるリーダー=カエターノ。 この傑作電飾サンバ・ナンバーも鮮烈)
・ジョイス 「サンバ・ブラジル」(ブラジルの水彩画)) 4:41 (JOYCE “AQUARELA DO BRASIL”)
(サンバ/ボサノヴァの定番ナンバーというのを飛び越えてブラジル第2の国歌とまでいってしまってもいいこの大スタンダードを、 才女ジョイスがシャープに歌い上げる)
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ワールド・ミュージック/レゲエ (アフ リカ/アジア/ジャマイカ) 5曲 (WORLD MUSIC/REGGAE (AFRICA/ASIA/JAMAICA) 5 SONGS)
・フェラ・クティ「マイ・レイディ・フラ ストレイション」 7:00 (FELA RANSOME KUTI & NIGERIA 70 “MY LADY FRUSTRATION”)
(ナイジェリアが生んだアフリカ最強最大の巨人フェラ。どこまでも強靭な彼の雄叫びそしてアフロビートは、互いに影響し合っていたというJBのファンクと双璧をなす )
・ユッスーンドゥール 「シェイキン・ザ・トゥリー」 5:39 (YOUSSOU N'DOUR “SHAKIN' THE TREE”)
(セネガルが生んだアフリカ音楽界最高の世界的スーパースター=ユッスー。彼のよき理解者Pガブリエルとの合作であるこの曲でも彼の歌声は母なる大地のようである)
・ヌスラット・ファテアリー・ハーン 「真実はそっと隠しておいて」 13:59 (NUSRAT FATEH ALI KHAN “KEHNA GHALAT GHALAT TO CHUPANA SAHI SAHI”)
(パキスタンが生んだイスラム宗教歌謡カッワーリーの王者ヌスラット。まるでアラーの神が鳴らす楽器のように無尽蔵に放出される彼の声は文字通り“衝撃の声”である)
・ボブ・マーリィ 「ワン・ラヴ / ピープル・ゲット・レディ」 2:51 (BOB MARLEY AND THE WAILERS “ONE LOVE/PEOPLE GET READY”)
(そしてジャマイカが生んだレゲエの神様ボブ・マーリィ。彼に多大な影響を与えたカーティスの名曲をメドレーで歌うことで、彼のメッセージはより感動的なものになる)
・マキシ・プリースト「孤独のメッセージ」 4:22 (MAXI PRIEST “MESSAGE IN A BOTTLE”)
(ストーンズのキースを筆頭にロックがレゲエから受けた影響も多大で、そんな中には当然彼らも挙げられるであろう初期ポリスの名曲をレゲエの貴公子マキシがカヴァー)
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シャンソン/カンツォーネ(フランス/ イタリア) (CHANSON/CANZONE (FRANCE/ITALY) 5 SONGS)
・エディット・ピアフ 「愛の讃歌」 3:27 (EDITH PIAF “HYMNE A L'AMOUR”)
(今世紀最高の女性シャンソン歌手といえばピアフ。そしてその彼女が飛行機事故で亡くした恋人への心情をドラマティックに歌い上げた曲こそがこの名曲である)
・イヴ・モンタン 「枯葉」 3:19 (YVES MONTAND “LES FEVILLES MORTES”) (一方、代表的な男性シャンソン歌手といえばG・ベコーもアダモも捨てがたいもののここではピアフとも因縁深いモンタンを。そして彼の代名詞と言えばこの名曲である)
・ジプシー・キングス 「ボラーレ」 3:39 (GIPSY KINGS “VOLARE”)
(スパニッシュ/フラメンコ・タッチの音楽性とバンド名でスペイン出身かと思いきや実際はフランス出身の彼ら。カンツォーネの名曲「ボラーレ」 を情熱的な演奏で料理)
・ミルバ 「オー・ソレ・ミオ」 3:19 (MILVA “O SOLE MIO”)
(“カンツォーネの女王”ミルバ。カンツォーネ (正確にはナポリターナ)の名曲 「オー・ソレ・ミオ」を抜きん出た歌唱力と表現力で愛情たっぷりに歌う)
・フランク・シナトラ & ルチアーノ・パヴ アロッティ 「マイ・ウェイ」 3:31 (FRANK SINATRA & LUCIANO PAVAROTTI “MY WAY”)
(“ザ・ヴォイス”の称号、帝王シナトラ 。「マイ・ウェイ」 は本来はシャンソン。ここではテノールの王様ルチアーノ・パヴァロッティとのデュエットで)
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ジャズ/フュージョン10曲 (JAZZ/FUSION 10 SONGS)
・デューク・エリントン 「A列車で行こう」 7:58 (DUKE ELLINGTON “TAKE THE“A”TRAIN”)
(スイング・ジャズの巨人エリントン。彼の代名詞といえるこの曲も楽しさ一杯。美空ひばりに影響を与えたというベティ・ロッシュの歌唱もそして楽団の演奏もゴキゲン)
・マイルス・デイヴィス 「ラウンド・ミッ ドナイト」 5:55 (MILES DAVIS “ROUND MIDNIGHT”)
(モダンジャズの帝王マイルス。彼の代表曲といえばセロニアス・モンク作のこの名曲。繊細且つ大胆そしてクールなトランペットの音色が帝王の座を揺るぎないものに)
・アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッ センジャーズ「チュニジアの夜」 11:15 (ART BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS “A NIGHT IN TUNISIA”) (ジャズドラムの偉人=御大ブレイキー。御大の十八番と言えばビートの洪水が強烈なこの曲。ウェイン・ショーター のテナーもリー・モーガンのトランペットも熱狂的)
・オーネット・コールマン 「淋しい女」 4: 59 (ORNETTE COLEMAN “LONELY WOMAN”)
(フリー・ジャズの鉄人オーネット。 彼の 代表作といえば当時のジャズ界を震感させたこの問題作。挑戦的且つ官能的なアルトの不協和音がどこまでもシュールに燃え盛る)
・ジョン・コルトレーン 「マイ・フェイヴ ァリット・シングス」 13:41 (JON COLTRANE “MY FAVORITE THINGS”)
(モダンジャズの聖人コルトレーン。彼はこの曲を最晩年まで執拗に演奏し続けたという。スピリチュアルなテナー(この曲はソプラノ) サックスの音色が彼を神に導く)
・クインシー・ジョーンズ「ソウル・ボサ ノヴァ」 2:40 (QUINCY JONES “SOUL BOSSA NOVA”)
(ジャズ/フュージョンおよび黒人音楽界 最大の重鎮クインシーの才能が爆発。ローランド・カークのフルートも開放的。今やD.J必殺のマストアイテムともなった傑作)
・ハービー・ハンコック 「ウォーターメロン・マン」 6:31 (HERBIE HANCOCK “WATERMERON MAN”)
(ジャズとフュージョンと行き来する中で最も成功したのがハービー。自身の代表 曲もフュージョン・モードで見事再演してみせる。天性のジャズ・ファンク感覚もナイス)
・ブレッカー・ブラザーズ 「サム・スカンク・ファンク!」 6:54 (THE BRECKER BROTHERS “SOME SKUNK FUNK”)
(マイケル&ランディ炎のホーン・セクション兄弟の超人的なブロウがテリーボジオの超人的なドラミングに煽られて次から次へと炸烈。まさに手に汗握るしかない傑作)
・ウェザー・リポート 「ヴォルケイノ・フォーー・ハイアー」 5:26 (WEATHER REPORT “VOLCANO FOR HIRE”) (J ザビヌル+W・ショーター+J・バストリアス+Pアースキン=フュージョン史上最強のコンボが昇天。とりわけ躍動的且つ天才的なジャコのベースはス リリング)
・パット・メセニー・グルーブ 「ラスト・トレイン・ホーム」 5:39 (PAT METHENY GROUP “LAST TRAIN HOME”)
(そして最後はジャズ/フュージョンを越えて活動するスーパー・ギタリスト=メセニーを。“ブラジルの声”ミルトン・ナシメントを彷彿させる“ヴォイス”も素晴しい)
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日本 10曲 (BONUS=JAPANESE ROCK/POPS 10 SONGS selected by NORIHIRO YAMAMOTO)
・坂本九 「上を向いて歩こう (スキヤキ)」 (まずはやはり現時点で唯一世界で通用したジャパニーズポップスの曲でしょう)
・和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」 (日本のダイナマイト・ソウルの女王がドラマティックに歌い上げる名曲中の名曲です)
・尾崎紀世彦 「また逢う日まで」(日本のカンツォーネ歌手と日本の歌謡曲の理想的な出会いが名曲を生み出しました)
・中島みゆき 「時代」(60~70年代の過渡期を駆け抜けたフォーク運動の終息を癒すような名曲ですね)
・松崎しげる 「愛のメモリー」(和田アキ子さんがソウルの女王なら彼はソウルの王様かも。熱唱してます (笑)
・山口百恵 「いい日旅立ち」(谷村新司さんの旅情と百恵さんの叙情が正に出会うべくして出会った名曲でしょう)
・矢沢永吉 「時間よ止まれ」 (初めて武道館/スタジアム・コンサートを成し遂げた日本人ロッカーの最強の名曲)
・渡辺美里 「My Revolution」 (善くも悪くも90年代を席巻した小室音楽でも86年のこの曲が私は一番好きです)
・山下達郎 「蒼氓 (そうぼう)」 (山下達郎&竹内まりや夫妻と桑田佳祐&原由子夫妻のコーラスも美しい隠れた名曲)
・美空ひばり 「川の流れのように」 (日本で最も愛されている最高の歌手の名曲です)
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必修 CD100曲シリーズ (74分MD8枚組を 編集)
1) ロック/ポップス (アメリカ/カナダ/オーストラリア) (上) 63:05 ※エルヴィス・プレスリーからエアロスミスまで全13曲
2) ロック/ポップス (アメリカ/カナダ/オーストラリア) (下) 68:25 ※ブルース・スプリングスティーンからべックまで全15曲
3) ロック/ポップス (イギリス/スウェーデン/アイスランド) (上) 62:29 ※ビートルズからジェネシスまで全12 曲
4) ロック/ポップス (イギリス/スウェーデン/アイスランド) (下) 68:14 ※ロッド・スチュワートからジャミロクワイまで全15曲
5) ブラック・ミュージック (上) 53:53 ※ルイ・アームストロングからジョージ・ベンソンまで全11曲
6) ブラック ミュージック (下) 52:29 ※ファンカデリックからベイビーフェイスまで全9曲
7) ワールド・ミュージック(ブラジル/アフリカ/アジア/ジャマイカ/フランス/イタリア) 65:47 ※シナトラ&ジョビンからシナトラ&パヴァロッティまで全15曲
8) ジャズ/フュージョン 71:37
※デュ ーク・エリントンからパット・メセニーまで全10曲