一流になるための真のヴォイストレーニング

福島英とブレスヴォイストレーニング研究所のレッスンアンソロジー

合宿1 17325字 1009

イベント 合宿1    

 

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◯テーマについて

〇課題の説明

◯先生・トレーナーのコメント

 

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◯テーマについて

 

私は、ここの音声の表現の舞台のレベルを、あげたいと思っています。

それは、誰のためでもなく、ここに集う人と私のためだからです。

私の人生の時空として、ここという場を創造し開放しました。

 

よいキャンバス、よい絵、よい絵の具をそろえ、そこからよい絵が生まれないとしたら、

それは私の才能と努力不足に他なりません。

そして、それが世間に求められて活動のレベルになるまで、待ちたく思います。

 

ここの活動のレベルをあげたいと思ったこともありました。

しかし、一般の人の集まっている研究所で、その意識レベルだけをあげるのは、

とある独善的な宗教よりも邪悪なことで、私の最も嫌う日本人の“群れ”ゆえ、

程度の低い生き方に洗脳することになりかねません。

 

一方で、活動のレベルのプロを集めた幕間だけの華やかな舞台は、

それも楽屋の方がおもしろく、そこに真実が存在するがゆえに、

のぞき見趣味にした観客の役割を果たす人々の

退屈な日常生活という舞台のリアリティにさえかなわぬ今、

私が一世一代でやるべき仕事には、みえなくなりつつあります。

そこで、私も自ら、思案したく思うのであります。

 

今回のテーマ

1.自分と向きあう

2.音楽と向きあう

3.表現と向きあう

 

プロといいつつ、誰にも必要とされず、プロだった人たちの形だけを押しつけて、

どこかの誰かふうの歌、血の通っていない歌、時代錯誤の歌、自己満足の歌、

つまり現在にもこの日本にも、そして表現にも音楽にも、自分にも生きていない、

その逃げとしての歌の拡散への闘いを、

再び凝縮しようという行為を、

一曲という真実、時空を創造し完全にして完結しうる歌によって、

なぜ行なうことができないのか―

その可能性を当初の研究所は探りつつ、

一方で客よりアーティストの方が楽しいと、

始めたものである。

 

10年たって私が学んだことは、もともと可能性はなかったということ、

つまり幻想と現実逃避と自己放棄の上に、

ここが成り立っているのは、巷のライブハウスと同じであるということ、

 

プロの“集団ではない”と、プロ根性とブロっぽい才能ゆえに、

ここをやめていったプロの人もいたが、今、私は思う、

そのプロは、音声でしか認められなかったことで

皮肉にもプロでありえなかった。

しかし、音声で認めさせるところにいく人は、1パーセントに満たない。

だから、それは、そこまで払った時間とコストへの見返りとして充分なものである。

そもそも、集団などはどこにもない。

どこでもできる個人が一人いるか、複数いるか、

当人にとっては、それを個として生きるか否かだけである。

 

世の中、トレーニングを必要としないものは、誰でもできるから、価値は生じない。

それを手に入れるまで、やり抜くから、他と異なる価値となる。

そこからさらに、他の必要によって動かされるのでなく、

それを超え、自ら問うていくのだから、プロとは異なる

(この意味では、プロはクリエイターというべきだろう)

アーティストのプライドだ。

 

理想が現実となっても、現実が理想にならない矛盾は、ここに根ざす。

つまり、プロとは、活動レベル、仕事になることを問われるのであり、

今ではテレビで絶大的な影響と権力をもちえた、

わずか数名のタレント以外、誰がプロといえるのだろうか。

 

歌が人の心とともにあるゆえに、人の心や時代を、

今、生きているところを離れたところに歌はない。

カップルのカラオケの退屈しのぎの愛の不在を告げる歌も、

何のリスクもなく、いいたいことだけいって、

先の世代のことも他の世界のことも考えず、

自分の安全のためだけの権利主張でぶくぶく太った歌も、それと何が変わろう。

 

なぜ、歌にならないのか。歌がそれほど難しいのか、ということについても、

自分とも音楽とも表現ともで形しか向きあわず、

形しか歌と思わず、その形を整えて歌だと思う人にとって、

歌が歌にならないのは、あたりまえである。

 

歌は、人の心を動かす、それゆえ政治であり、宗教で、芸術で、哲学で、そして、生活であったのだから。

自分と向きあう×音楽と向きあう×表現と向きあうで1×1×1(ほとんどゼロを1として)=1では、100×100×100であることを理想とするアーティストの1,000,000と、こんな数字で表わせない無限の差も感じられないし、そこでの上達の目標も、10のレベルにも到らないのだろう。

 

よしあしを知れば、よくなる。

ただ、これほどまでに簡単なことが、20歳を超えてみえない―

のをみたいなら―

みればよいのに、みないのはなぜか。

それを探り出し、表現する。

 

 

今回は、あなた方の音声で表現すべき舞台をあなた自身でつくりあげるのに、

歌を歌にならしめる作業を通して行なう

(もちろん、ここでの歌というのは、音声で表現する舞台としてのもので、ヴォーカリスト以外の人にも通じる)。

歌の解釈と創造。

それで自分なりに詞の読みとり、解釈、自分との格闘、創造作業、感じ方、イマジネーション、つくり方、つまり、読み込みと創造作業を、イメージレベルにおいて(構図として)どう行なうのかを比べて欲しい。

一曲の歌でアーティストは、全世界に歴史的な名を刻まれる。

そのプロセスでの深み、重みを味わって欲しい。

さらに一歩、進め、リズム、音感日本語やフレーズ英語を実感できるレベルで行ないたい。

 

私は常に、1レッスンに、一生に必要なもののすべてを組んでいるつもりだが、

これまでもそうであったように、この3日間も多くの人の1年分のキャリア、

あるいは、歌の奥ゆきでさえみえなかった人には、10年かかっても得られないキャリアになると確信している。

いつも、ここまで断じれないのは、音楽や劇団の世界でやっていたからである。

ピアノを弾いたことのない人にとっては、ブーニンリチャード・クレイダーマンを比べるようなやり方だったからといえる。

 

今回は、詞とオリジナルな声のもつ表現力で、曲も比較的、新しいものを使うつもりである。

詞というものも、これまで台宿やレッスンでやった役者まねのせりふ射ではなく、

歌詞の解釈から、徹底する。

イマジネーションを無限に広げることが、自分の生活や思想との葛藤とさえならないのは、

おかしいことなのに、そう思う人もいない。

そして、歌うときに、どう自分と音楽と表現と向きあうのかから捉える。

そこから、自ら、リズムやメロディの生まれる瞬間を感じ、歌に救いあげていって欲しい。

 

私は、歌詞を読むと、いつも泣ける。渇いた目で生きていて、

軽井沢にまで行かなければ空気を感じない人にも、

あそこでならその空気のなかの水分をいくばくか伝えられそうな気がする。

 

いつも泣いて目をはらしている人にも、あそこでなら、涙を忘れて、

しっかりと遠くの景色のなかに自分をみることができるようになる気がする。

 

一時、現実を忘れたとき、現実に息している体と五感をもっていることを実感したところから、

歌に必要な空気があなたに入るだろう。

そのときに、歌の心、歌への思いも入るように、どこにでもある詞を、

酸素のように加えてみたい。それで蘇生するか安楽死なるか。

 

ともかく、実感がなくては始まらない。

実感から、

1.自分に向きあわせ

2.音楽に向きあわせてみるから

3.あなたは、表現に向きあうように一

それだけで、まったく次元の異なる歌が聞えてくるようにしたい。

 

それをどこまで、あなたが歌うときにおきかえられるか―。

発した声と心した詞をオリジナルのフレーズとして音楽にするのには、いろんなカを使いたい。

十人十色に音の読み込みと創造のタッチがある。

あなたの声が、あなたの音の線として歌になるところまで―。

歌として解き放たれ、伝わるところまで、やってみよう。

 

かつて合宿に参加した古参(失礼)の人も、今一度、原点を見直すために今回は参加をお勧めしたい。

歌えても、伝えることに不足を感じているなら、よい経験となるだろう。

 

 

 

 

 

〇課題の説明

 

今回は原点に返りたいと思います。

最初の2回はミュージカルを、3、4回目は地の声、天の声ということをやりました。それから5回目はポプコンの曲のなかから選んで、3日間まったくゼロのところから人によってどこまでプロセスと仕上がりが違うのかをやってみました。6回目は日本の古い名曲でコーラスをやりました。

 

音楽は、リズム、ことば、メロディと、3要素で成り立っていますが、今回はこれをもう一度、原点から見直していこうということです。自分の体と、音楽のもっている一つの動きがありますので、それを一致させるようなことをやっていこうと思います。自分の体だけわかっていれば音楽になるのではないからです。英語を使いますが、語学的なチェックなど細かいところではなく、むしろリズムということで考えてください。英語をこなすということはリズムをこなすことということです。ことばとしては、日本語のものもやります。

 

それから今までは、どの班も同じ水準で仕上がるようにということで、実力を均等にして班を組み、課題も同じにしました。今回は、C班に慣れている人や私のレッスンに多く出ている人を中心にまとめました。

A、B班の方も慣れていない人と初心者ばかりでは成り立たないので、力のある人を何人か回しています。課題のレベルも変え、自由度を大きくして、柔軟な形でやろうと思っています。

 

いつもいっていますが、劇団ではないですから、この組んだ班で活動や公演をするということはありません。この発表会で解散、二度とそのメンバーでやれないということになると思います。

ですからまず、個人的な目的を達することを優先してください。誰でもすぐに全てをやれるものではありません。だから、このくらいやろうと思って、その3倍を考えています。

そこで、ロック2曲、カンツォーネ、日本語の歌とせりふ、自由曲とやります。

 

 

 

課題1「Walk this sway」エアロ・スミス

課題2「At the Hop」

 

1「Walk this way」

リズム感、グルーヴ感を縫うこと、また合宿という短い期間で一つの形につくりあげることを目的とします。

グループごとでいろいろなアイディアを出しあいながら話し合い、協力しながら一つにまとめて、最終日に発表してもらいます。

発表は、リズムとベース程度のバッキングに合わせてやってもらいます。同じ課題でどこまでグループごとの違いがみられるのか、今からとても楽しみにしています。どんどんアイディアを出しあい、アレンジして「創り上げる楽しさ」を実感してください。

 

2「At the Hop」

ハーモニーとリズムの総合的な課題です。一人で得ることのできない異なるひびきが重なったときの美しさが実感できると思います。また、レガートとスタッカートによるフレーズとブレイク(空間、間)の対比も感じていけるとよいでしょう。

この課題は、同じグループのメンバーが同じパートを歌い、グループ同士でハモリ、全員で一つに仕上げていきます。「歌」という力がどれだけ壮大なものを生み出すか、期待に胸がふくらみます。みなさんの一人ひとりのパワーの集結を楽しみにしています。

 

 

1「Walk This Way」2「At the Hop」です。1を各班で2を全員でやります。3としてカンツォーネのなかから日本語詞を取り上げました。東京、京都でも、レッスンで前もってやったところもあります。何人かが曲を知っていると、取っ掛かりやすいからです。

A、B班に関しては、せりふ読みで終わってしまうでしょう。この課題に関しては、他の課題の進行を見ながら、余裕があるかないかを見極めてやっていこうと思います。

そこからは日本の歌で、これはことばの解釈に使うために用意した、スタンダードなナンバーです。最終的には一人2曲を10秒で歌う形で選択し、仕上げてもらおうと思います。10秒なので1コーラス全部歌うわけにいかないので、そのなかで自分が一番伝わるところを選びます。

本人の要望を優先しつつ班のなかでやるということで決めてしまう人がいるかもしれませんが、少し判断を待って調整します。これが4番目の課題です。リズム、メロディに関しては、課題で実際の細かなニュアンスを勉強していくことになると思います。ことば、日本語の処理に関しては課題を通して、解釈と創造についてやってください。

 

それからもう一つ、作詞もお願いしようかと思います。これが5番目の課題です。「すごい男の歌」という歌の後半の1行をつくってください。普通、仕事というのは1つつくるのに10個、100個つくるわけです。全部捨てていって、最終的に1つを残す。発表会ではじめて明らかにすることでインパクトの違いになってきますので、当日の発表まで秘密にして構いません。練習のときはダミーを使ってください。

この5つが課題です。

 

班ごとに細かい指示を与えたいと思います。最初の12の課題に関しては、充分に時間をとっています。

一番出したいところは、リズムといわれたときにそれを正しくとるだけではなく、リズムをつくるとはどういうことなのか、メロディやことばも同様で、自分のものにするにはどれだけの作業をふむ必要があるのか、たとえば一つの曲を見たときに、それに対してどれだけの解釈や想像作業をしていくべきかということを材料にしながら、その心理を製作プロセスでつかんでいってください。

 

最終的に班別に30分くらいの課題として、明後日の11時から発表会としたいと思います。

後は自分の目的をもって、人に迷惑がかからなければどのようにしても構いません。それぞれの自由な解釈、創造は認めているつもりです。

グループの活動になったとき、どうしても意見の対立が出てくると思いますが、そういう場合は班長の権限で即座に決めてください。

発表会や課題に対するルールはしかれています。要望がありましたら、班長を通してスタッフか私にいってください。

 

まず、自己紹介ライブです。30秒から1分の間で行なってください。

 

課題説明補足~トレーナー

「At the Hop」は、それぞれが同じ班の人は同じパートを歌います。それで3つの班で三声でハモってもらいます。発表の仕方としては全員で発表してもらう形になります。音程などは、班のなかで教えあってください。

最終的には3つが1つになって一緒に一つのものをつくり出していく形になります。

班ごとに練習できるように、バッキングテープを用意してありますので、練習のときに使ってください。

 

 

 

課題3

 

  3グループで分けるA B C

24 ニンナ・ナンナ 朗読 歌唱

25 アディオ・アディオ 朗読 歌唱

26 待ちわびて 歌唱 歌唱

 

「待ちわびて」(例)

4行 あなたが/この/二人

4行 あなたの ~ゆくわ

3行 ※セレーナ ~眠りたい

3行 ※セレーナ ~呼ぶ

 

 

 

課題4

 

 10秒×2フレーズ、下記、明朝まで提出(朝食)

1.第1~4希望までの曲名とフレーズ(10秒以内)と理由と「課題」(第1スタ掲示曲のみ)

4の「課題」は通信講座から選択。チャレンジしてみてください。

選んだ4つすべてでなくても可。自主性に任せる。

 

日本語の歌No.1~23より

<1人>フレーズ(6~10秒)で(予備も余裕あれば)

※参考曲 「約束」

選曲リスト

1.上を向いて歩こう/坂本九

2.ジョニーへの伝言/ペドロ&カプリシャス

3.飛んでイスタンブール/庄野真代

4.ガンダーラ/ゴダイゴ

5.ZUTTO/永井真理子

6.I LOVE YOU/尾崎豊

7.乾杯/長渕剛

8.時代/中島みゆき

9.壊れかけのRADIO/徳永英明

10.恋しくて/BEGIN

11.ぼくたちの失敗/森田童子

12.なごり雪/イルカ

13.SOMEDAY/佐野元春

14.安奈/甲斐よしひろ

15.マイウェイ/布施明

16.TOMORROW NEVER KNOW/Mr.Children

 

 

 

課題5

 

「すごい男(女)の歌」の歌詞

1行創作歌唱<1人>(ダミーで練習も可)(班に1本録音)

「すごい男」の作詞(本日は提出不要)

 

 

3~5は、Wカセットと録音を班ごとに渡すので、必要に応じダビングしてください。

第4スタジオで瞑想して考えよう。

 

 

<応用>

A、B班「アディオ・アディオ」「ニンナ・ナンナ」は歌詞のみで可(できる人は曲も)

C班 担当の曲(できる人は他の曲も)

 

 

<発表の形>

課題制限時間について合計で各班30分

1.4分 3.3題×3分半=12分 4.1人2フレーズ(グループ別)×12名ほど=6分 5.1人1フレーズ+前後メロ×グループ=8分2.全員フィナーレ5分くらい

 

1.班全員で1をやったあと

(1)A、B班は、そのままピアノをつけ、3のセレーナをやり、

次にA1のみ、3のもう1曲と4、5(班全員協力)をやり、次にA2がやる。

(2)C班は、C1C2、C3の順で345をやる(セレーナもアカペラ)

2.4のフレーズは、1人2フレーズを続けても離しても可、構成する。

3.5は、グループごとの発表。ただし、班全員で前後をまとめる。

「ビールを~2番」(ここのみpf)

[3は、一応、今のところ]班によって変わる

4.個人、グループパートは、キィは各自、変えてよい(2以外)

わからないところがあればスタッフへ。

できない人は、明日ゆっくりやるので安心してお休みください。

Goodnight

4のみ、やっておいてください。

 

 

夜の課題

 

(1)初日の夜の課題

1.2フレーズ曲名、氏名、理由<第3、第4希望まで>

2.アンケート(1~23曲A-D)

1.曲について1~22

 A.知っているか B.歌えるか(暗譜) C.歌えるか(歌詞をみてだいたい) D.何となく E.だいたい

2.解釈400字(1曲)すべて1行 3.曲覚える

3.すごい男フレーズ

1、2 復習

3 A、B班→「待ちわびて」C班→3曲のうち1曲、覚えておくこと(できたら、他のバートも)。

歌詞集 No.1~23についてアンケート、明朝提出。

A.歌える B.詞をみれば歌える C.皆となら歌えそう、だいたい D.知らない

 

(2)2日目夜の課題

ABは345

3の1曲と歌詞解釈と創造する→200字(このストーリー、この思いを歌う。)

4 2フレーズの組み合わせでのストーリー→100字

5 すごい男の草案→3題Cは5のみ。明朝、朝飯時班長へ。

提出用紙は、白紙の紙。片面、両面、その他何でも可(氏名記入)。

第1、第4スタジオは、22:00まであけておきます。

(21:00~音だし不可)ドアしめるように。

 

 

発表会の形式(班全員で前に出て、やらないグループはすわる)

 

1.A班全(4分)+3セレーナ(4分)pf

+A1(3アディオ・アディオ+フレーズ[10秒×2フレーズ]×人+5}

+A2{ニンナ・ナンナ+4フレーズ[10秒×2フレーズ]×人+5}

2.B班同上

3.C班1+C1[3+4+5]+C2[3+4+5]+C3[3+4+5]

4.フィナーレ2

 

 

発表会についての注意

 

1.A、B、Cの班順で行なう

2.班全員で1をやったあと、

(1)A、B班はそのままpfをつけ、3のセレーナをやり、次にA1、A2の顔で3のもう1曲と45をやる。

(2)C班は、C1、C2、C3の順で345をやる(セレーナもアカペラとなる)。

3.4のフレーズは、どの順でもよい。構成すること。1人が2フレーズ続けて歌っても、1フレーズずつ離しても可。

4.5はグループごとの発表内でやるが、班全員で前後は歌う。

5.尚45の自分のフレーズは、キィを好きに変えてもよい。(3もよい)

6.各班の持ち時間は、20~30分とする。

 

 

 

◯先生・トレーナーのコメント

 

□話 人生の変え方 目的と3つの課題

1.知り 2.気づき 3.創る 

そのために深く感じる<鈍さの追放>自分の体と音楽の創道

1.リズム 英語、2.メロディ 情感、3.ことば 日本語

班長の権限→班分け 配膳

 

 

1.2フレーズ自由曲ライブ(4の参考課題)のコメント

 

40人での2フレーズで、つまり40の声での80の声の使い方、その80曲をわずか10分で生で学ぶことができます。

フレーズから2フレーズの間に3.5~4秒くらい、間があります。一人でやるときはもう少し詰めてください。

実力云々とは別に、かなりゆっくりに聞こえる人、早く聞こえる人と、いろいろな要素があります。

15秒を超えた歌が10曲そこそこあります。10秒のなかでもっと長く感じさせるように歌って、15秒歌ったのではないかと思うものが10秒でおさまっていたり、案外早く終わったなと思っても20秒くらい歌っていたり、いろいろなものがありました。

必ず時計でチェックしてみてください。ぎりぎり妥協して12、3秒になってもよいです。

その代わりもう1曲の方は遠慮して、2曲で20秒にしてください。

片方が13秒になったら、もう一方は7秒という具合にです。

切り取り方で随分と違う人もいます。自分と同じ曲を歌っていて、あんなに長く歌えるわけがないと思っていても、テンポが違ったりします。

午後にもやります。

自分の曲を聞いてありふれていてつまらないと思ったら、変えても構いません。

調整してみてください。同じものが異なるのはまったく構いません。

 

 

2.フレーズ実習

 

この空間を使って、自分の声が跳ね返るようにしてください。

受ける方もしっかり受け止めてください。

ヴォーカルにとって自分の口ずさんだ歌を客が返してくれる、こんな嬉しいことはないはずですから。

 

 

3.2日目夜ゲネプロ トレーナーコメント

 

A班

グループ単位でやっていますが、柔軟に考えてください。たとえばこの歌をこれだけの人数がやってもっているのか、よほどおもしろいものであればよいのですが、終わり方にもよります。とりあえず一人ずつ回して全員で終わることにしましょう。後で考えてください。

 

最初に見たときは、ひどかったので、素晴らしくみえます。

 

元気に笑顔でできればよいと思います。表情が暗くなってしまうと出るものも出なくなってしまいます。これだけやって自信がついたと思うのでがんばってやってください。

 

おもしろいですね。自分自身に自信をもつのではなく、自分のやったことに自信をもってください。自分に頼ることです。

 

「ビールをまわせ」の部分で「サメ」の部分が楽しみです。どう展開するかよく考えてください。

 

福島 3番目の課題に対しては、まだ大きくゆったり届けられる余地があると思います。これだけ広い空間はここならではのよさです。4番に関してはまだ練習不足でしょう。顔の表情があまりにも同じです。体の動きに関しても時間内で練り込めるようにしてください。

 

 

B班

まったく違う曲の2フレーズをやるのに、もたせる力がないので、一人ずつバラして通した方がよいと思います。それは後でどうするか決めてください。それから立ち位置の問題。顔が重なっていますので、隙間から顔を出すか、広がるかしてください。フレーズに関しては、上下を使って広がった方がよいと思います。

3番目、これも並び方に問題があると思います。順番にやっていくのは見え見えで、つまらないです。普通は何らかの絡みがあるものです。もう少し立体的な動きにすべきです。合わせてやったときにそれぞれのよさが出ていません。テーマを歌う人が決まっているので、広がりをもつなど、位置によってもかなり感じが変わります。

 

全体的に声なり動きなりを出すときには、もっと集中することです。意識が散漫な気がします。後は思い切ってやってください。

 

今から詰めると余計訳がわからなくなると思いますので、今やったことをしっかりできればよいと思います。目が泳いでいるのがとても気になります。歌の世界の表情をつくっていても目が嘘をついているように見えると、弱くなってしまいます。顔が前を向いていても、目が伏せていたり違うところを向いていては意味がありません。集中ということと同じだと思います。

 

歌ったりしゃべったりしたら、それはもう自分のものではなく、空間に解き放つものです。そこを守らないで解放してください。そこで出してしまったら自分がなくなってしまうのではなく、感覚的に放たれた方向を見るという感じです。出したものに喜びを見い出して欲しい。とにかく自分を守らずに解放してください。やることはやったのだし、それはどこかで役に立つと思います。

 

5の課題でリズムがバラバラなので、やるのならやるで見ている方にもこの人がリズムを刻む人だというのがわかるようにしないと見苦しいです。個人のソロの部分で、始めと終わりの人のテンションが大事な要素を占めると思います。最初の人がバワーが全員のテンションを上げることもあるし、最初のテンション低ければ、そのままズルッといってしまう恐れもあります。最後に関しても、客に与える印象が違ってきます。その辺の順番を工夫してみた方がよいと思います。

 

福島 課題の条件から無理はありますが、空間として凝縮したり遊びがあったりしてよいと思います。それをもっと自由にバラエティに富ませてやって欲しい。一人ひとりが出せるのは45だけなのですから、皆が同じ顔をしていたのではつまらないでしょう。「ビール」も練習していないからできないのでなく、イマジネーションとして体から沸き上がってこないのが問題なのです。それは切り替えていかなければなりません。自分が歌っていないときの意思表示もあった方がよいと思います。一番無難なのは座っていることですが、それは考えてください。中途半端にやるのではなく、自信をもって押し通すようなものを班のなかでまとめてください。少し声がまとまった力となったり、一人ひとりに関しても飛んだというところがありました。それを、キープし、あそこまで飛ばさなければ駄目なのです。大声を出すということではありません。集中力とテンションの高さで出していくのです。そういうところを班のなかでまとめていってください。ここを使い切ってください。

 

 

C班

楽しさと勢いとパワーはよくわかりました。後はそれが一人歩きしないように基本の上にのせるようにしてください。

 

とても楽しかったです。楽しいだけではいけないと思うので、破るものがあるかどうか、明日がとても楽しみです。

 

皆で歌うところは文句のつけようがないようにバシッとやってください。

 

すごく楽しく、よく考えてあってさすがだと思いました。あえていえば3の課題で、一人であればもっとうまく歌えているのが、3、4人になったときに3分の1、4分の1になってしまっている気がします。

 

福島 1の課題に力を入れて、そこの完成度が高いことによって次の3以下の課題のひどさが際立ちます。それならやらない方がよいです。ただ課題は課題です。あなた方の感じるつまらなさが出ているのは、客に対して失礼です。私が一番嫌いなのは100の力があるのに、20、30に自らの好き嫌いでしてしまうことです。1であれだけのことができる、でも個人のところで力を問うところで外していてどうするのかということです。そこが一番不満なところです。

そのイメージを薄めたいのであれば、1が終わった後に、客が次を待つくらい充分な時間をとることです。そうでないと、1がおもしろくできていただけに、になった途端に「何だったんだ、あの人たちは」となります。

それから、待機中の人は客を見る、舞台を見る、どちらかをはっきりさせること。座っている人間の手が動いたり目が動いたりすれば、当然見る方の意識はそちらへいきます。舞台から集中を反らされます。

やや気になるのは、礼の部分で拍手するのかしないのか迷って中途半端になりかねないということです。それで構わないのであれば、よいと思います。これはうちの観客がそういう感覚ができていないからで、どうなるか試してみてもよいと思います。

後は楽しく元気にやってもらえば問題ないと思います。3.に関しては個人勝負です。私は見ていて声が疲れ始めているのかと思いました。自分では出せていると思っていても、声の状態はよくないので、充分に休養はとってください。練習するというよりは、そこでどれだけテンションを出せるかということです。

1の完成度が高ければ、3もそのレベルで見られます。私だけに限らず、客の見るレベルが上がります。舞台に集中させるようにした方がよいと思います。がんばってください。

 

 

 

ーー

 

発表会後の挨拶、総評、アドバイス

 

短い期間でよくまとめたと思います。お疲れさまでした。今回の合宿のプロセスを自信として、今後もがんばっていって欲しいと思います。

 

働きがあったのでよかったと思います。

 

楽しかったです。いいたいことは帰ってからいいます。準備の段階でトレーナーが何度も相談を繰り返し、準備をしていました。そういうことも忘れずに、今後もやっていってください。

 

楽しめました。課題5つありましたが、それぞれに意味があります。うまくできた課題とできなかった課題があると思いますが、特に朗読でやったのはそのことに大きな意味があるからです。その辺も考えてください。

音楽を楽しむという面で根本的なところを感じることができたかと思います。ただ、楽しむだけではなく、本当のステージでやっていかなければいけない。合宿が終わって一人のステージのときにこのテンションをリピートできるかということなので、帰って明日から元に戻っては何の意味もありません。この3日間のテンションを維持できるか、がんばってください。

 

一所懸命、練習していたので、そういうところはすごいと思いました。気になったのは、先生の投げかけていることに対して、その形のまま取り入れてしまっています。先生はことばによって導こうとしているのに、それをうのみにしてしまっている気がするので、もっと自分で「こうしてしまったらおかしい」などと気づくような感性を磨いてください。

スタッフ:班長さんにたくさんお仕事を頼んで、きつかったと思いますが、よくやっていただいて助かりました。今は気が張っていると思いますが、帰ったら疲れが出ると思うので、ゆっくり休んでまたレッスンに出れるようにしてください。

 

福島 各班いろいろな課題が残っているのが現状です。合宿を通して気づいたこともありましたので、そのことを伝えてフィナーレにしたいと思います。

 

 

 

福島 結果としては歌が歌えたかということです。まずそれを自分に問いてください。それがよくわからない人は、歌が聞こえましたかということでもよいです。

同じ条件のなかでやったことに対して「歌えた」「聞こえた」というのは何か、その部分がとても大きいのではないかと思います。アンケートを書くときに、きっとわかることでしょう。

 

ここは音声に関しての評価を与えるのであって、踊りや振りつけのよし悪しはあると思いますが、自分が表現としてやっていくのであれば、まわりには、その分野ではもっとすごい人がいるのです。世の中、広いものです。確かに何でもできた方がよいのですが、絶対的な強さでいうと今まで自分がってきたものを集約して出すしかない。それができたことが、歌を歌えたということだと思います。

 

これは今日一日で問うことではなく、ずっと問いつづけなくてはいけません。班ごとの作品の差に関しては、それぞれ個人の目的とレベルにおいて考えなければわからないこともあります。それぞれの班のなかでも、力のある人もない人もいます。しかし、要は自分の力をどれだけ出せたかということです。

 

自分もC班であれば何かできるというような人は、どこへいっても結局何もできない人です。その辺を間違えないでください。誰かに頼ってできるような人は、実際は他の人の足を引っ張っているのです。ただ、それに気づかない。それは、頭数にすぎません。

学び方については、一から教えて欲しいという人もいると思いますが、やることをやらなければ何もいえません。やることをやって出したものならば、見ている方で営いたいことが沸き上がってきます。私がC班にいったことは、3つだけです。

 

心をひとつにすること、心を感じたらひとつになります。2つ目は、合わせるよりも、正しいことをやることです。合わせて総合的につくるには、3日間では短すぎます。だから、自分の正しいことをやることです。正しいことは何かといったところで、自分が好きなこと、やりたいことを、いろいろやろうとなってしまうと、バラバラになってしまいます。自分の思うようにでも、他人の思うようにでもなく、正しいことをやること、そこはとても厳しい世界です。3つ目は、ホールの外にも客がいると思い、そこに届かせよということです。

 

何でも積極的にやればよい結果が出るわけではありません。そこに心が入ったかを問わなければいけません。誰かのを聞いて、心が捕らわれたかとどうか、この辺がとてもおろそかになっています。伝わるというのはそういうことです。

 

この場ではステージということになりますので、まさに音声で表現して伝えるということが問われます。だから最終的にパワーが必要になってきます。どう見せたいのかが見えないのが、こちらにとっては一番困ります。それが決まってくればよいと思います。

そういうことをもっていることがプロ意識で、トレーナーが細かくアドバイスしていました。

本来舞台を観ていて、自分もいつかその舞台に立つのであれば、とっくにわかっていなければいけないことが多すぎます。それは自分が客観的に見れていないということです。去年も一昨年も、会報や本にも書きましたが、実際ここの舞台に立ったときに生かせていないのなら何も学べていないということです。

 

 

C班に関して、私が任せたのは、厳しい練習の雰囲気がそこにあるからです。練習のときに必要な厳しさが偏っているのは甘いのですが、各人、入り込んではいました。A、B班にもそういう人はいました。それは、よかったと思います。

C班は舞台は恐いということが改めてわかったことでしょう。一回きりの勝負です。だからどんなに真剣にやっても、練習がこれで充分ということは絶対ないということです。

表向きの失敗とかいうことではなく、むしろそれに対してどのように機転を働かせて舞台を保たせるかというようなことも大切なことです。何か起こったときの方が勉強になります。ゲネプロでも同じです。そういう意識のところでやっていないと、練習が練習にならないわけです。

 

A、B班についていいたいことはたくさんありますが、集約していいます。つくりとか思い込みは、心がやるところでは出てきません。昨日ははまあまあできていてBができていなかったのですが、一夜のうちで逆転してきたと感じました。本番にピークをもってくることに対して、本当に甘いです。

このように、広い中で自分をつくっていってください。いつもこういうもののなかでは、自分が伝説をつくってください。その人間が一人いればまわりがついてきてできあがります。A、B班は声の出る出ないということより、ステージの前提である構えがまだまだです。

 

C班を観ていると次に歌う人が、何もいわなくてもその空間と感覚をとっています。A、B班も若干はよくなりましたが、それでも下手な芝居のように、あらぬ方向から、声がとんできたりする。連関や動きができていないのです。どんな舞台でもそれは共通しています。

学ぶ力は気づく力だと思います。それはうまい人を観たら学べということではなく、誰からでも学べるのです。同じレベルの人や入ったばかりの人からも、より多くのことが学べると思います。そこで自分で限界をつくってはいけません。

舞台のなかでは、うまいけど限界の見える人も、へたでも可能性の見える人もいます。後者の方が皆聞きたがるし好感も持ちます。限界の見える人は本人が一番わからないものです。けれど何かを変えなければいけないのです。だからこういうものに出て、そのきっかけをつくってみてください。

 

 

今回は、課題をぶつける度に形が先行してしまい音声がとてもいい加減になってしまいました。形は簡単にまねられてしまいます。誰にもまねられないものが一人ひとりにあるのです。それなのに、つけ焼き刃で違う形で歌ったくらいでは通じません。そういうことは常にわかって出していなければいけません。

C班がやってきたことをそのままA、B班が2年以上やっても、そこまでなれるだろうかというのはあります。そのなかの何名かの判断力や交わり方、動きのバランス、そしてツラが決まっているからです。しかし世の中には、それより優れたものはいくらでもあります。そういうことを念頭に置いてやらなければならないと思います。

 

個々の課題について改めて説明します。1、2は英語でやって、そのリズムを感じて体から動きを出していくということです。5もそれに少しからめました。3はメロディ中心です。できていたと思っている人もいるかも知れませんが、できたということは、聞き手が泣かなければ嘘です。私の予想ではもっとできると思いました。「約束」をかけたのは、それと同じレベルのことが出てくると期待していたからです。若干それに近いところもありました。でも、もっとできるのにあなた方がそこで見切っているのです。

 

それに関しては昨日、「自分で限界をつくってどうする」と文句をいいました。もっと考えなければいけません。ここでは、制限をなくしてやらせています。制限しているのは、あなたたちです。メロディと共にことばも大切なのです。

4はフレーズです。いろいろな形でやってもらいましたが、あまり経験していない人はよくわからないかもしれません。1フレーズやるということはその前後すべて、1曲がそこに入っているのです。だからそのフレーズを聞いたら歌1曲がほぼわかります。その前後が聞こえなければいけないでしょう。そのまえに、本人がそのフレーズを選んだ理由が明確でなければいけません。17レーズも歌えないのに歌1曲が歌えるということはないです。一番よいフレーズを自分で選んだわけです。

 

通信教材の課題と解釈を全部はり出しました。歌について、すぐに作業は終わってしまいますが、必ずそういうものを根本から捉えて課題をやることです。

ここでも期待することを真面目にやっている人もいます。でも、期待することはそれが体の血や肉になって次のステージに出ていなければいけません。時間のかかる人はいます。その毎日とここでやっていることが完全に切りはなされている人もいるかと思います。

本当はこういうことは結果を出すためのプロセスとしてやるわけですから、それを穢まないと、いくら自分が「完璧だ」と思っていても、その完璧さで採点するわけではありません。いい加減、大人になることです。

 

5の「すごい男の歌」はあれだけ考えろといって、当日まで皆も明かさないので、すごいのが出るのだと期待していたのに、これだったら最初から隠す必要はまったくないでしょう。中にはよいものをたくさんあったし、場や班で組み込まれた役割をとっさに判断してやった人もいます。その辺の勘の鋭さはや舞台への理解は、何もできなかった人よりは、目立ちました。しかし、単に笑えるか否かということではないのです。

そもそも「すごい男の歌」の歌詞を聞いてみて、なんでコミカルにくだらない方にいくのでしょう。歌は確かにコミカルですが、それだけではないのです。善が思うすごい男を違う意味でもっと考えてほしかった。笑わせるためのものではないのです。それもことばより音での一つの表現として、高いレベルでの構成や間が必要になっていたのなら、それはそれで一つの結果だと思います。

 

 

一番考えなければいけないのは、客に向かって自分が表現するのですから、客を楽しませなければ次はないわけです。暗い歌も悲しい歌もよいのです。しかし、中途半端ではいけません。客も現実世界でそういうことは、もっといっぱい体験しているわけです。それを歌い上げるのだったら、もっとそういう世界にとことん迫らなければならない。それを聞いた客を泣かしたら、客がすっきりして帰るというように、何かそういう意図が皆のなかに空間と時間ということと共に動いていないのです。

 

自分で読み込み、ことばの力でもっていけるようになってください。3でかなり悲しく落ち込んで、4でバラエティに富むその人の性格や好きなことなどが表現にみえ5で詞を音にして、一つの生き生きした雰囲気を生み出して構成されるというのがねらいでした。その主意をうまく組んでくれた人は、ほとんどいませんでした。中には班の動向もあって、うまく出せなかった人もいると思います。

 

人間が学ぶのには「すごい人」に会うか「すごいもの」を見ないと変らないです。そういうチャンスは現実にいっぱいあるわけです。ここも、そういうことでやっています。今回もあまりまとまっていないところがありましたが、それぞれの性格のよさで何とかカバーしていましたので、だらだらとはならなかった。ただ任せられるかといえば、C班もメインのメンバーも含めてまだまだだと思います。それぞれがもっと高いところをめざさないと、来年にはこれと同じくらいのものも出てこなくなります。最高を出すには、最高のものを追求し続けないといけません。最高を出さない限り次の最高は手に入りません。

 

 

我々はいろいろな意味で3日間楽しませてもらいました。それが消えてしまわないようにするのが、最低限の基準です。ここにずっといなさいということはいいませんが、ここでやったことを最低限のベースとして、それぞれの任務を全うして欲しいと思います。嫌だなと思う人からたくさん学んでください。ただ、その人が正しくすぐれていなければ絶対ダメです。そうでない場合もあります。

 

今回の結果については皆さんにアンケートをお願いして、我々の見えなかったところも、あぶり出して欲しいと思います。合宿特別号として報告しますので、遠慮せずに素直に書いてください。

3日間お疲れ様でした。この3日間で終わらせないように積み重ねてください。1年目はおとなしかったのに2年目には大化けした人もいました。そういうふうになってください。人を動かす世界というのは大変です。より優れた力を楽しみながらつけていくことが、絶対に必要です。

 

テーマはどういう判断で行われているのか「すごい男の歌」の歌詞をつくるのなら「すごい男」の解釈を知らなければいけません。そういうことをまわりの人から学ぶことが大切です。優れたものを正しく判断し、実行できる能力をつけて、来年に望めればよいと思います。

皆さんのなかに合宿をいつも起こしてください。これを日常として、皆で高め合ってください。より自分をきちんと追求する人と仲よくなってください。まずは、歌や表現と親しむことです。