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合宿2
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〇合宿発表会 進行しだい
○合宿課題(夜の宿題)
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〇合宿発表会 進行しだい
課題
1.Walk This Way
2.At the Hop
3.待ちわびて
Addio Addio
ニンナ・ナンナ
4.2フレーズ
5.すごい男のうた
発表会のスケジュール
(1)A課題1.Walk This Way
3.(歌)待ちわびて
3.(朗読)Addio Addio A-1B-1
ニンナ・ナンナ A-2B-2
4.フレーズ
5.すごい男のうた
(2)B班同上
(3)C班C課題1.Walk This Way
3.待ちわびて C-1
4.フレーズ C-1
3.Addio Addio C-2
4.フレーズ C-2
3.ニンナ・ナンナ C-3
4.フレーズ C-3
5.すごい男のうた
(4)課題2.At the Hop(全員)
(5)コメント総評
○合宿課題(夜の宿題)
(1) 初日課題
1.4日本の歌フレーズ(1=第一希望/2=第二希望)
1“上を向いて歩こう涙がこぼれないように”/2“今日は別れた恋人たちも生まれ変わってめぐり逢うよ”
1“世界中の誰よりきっと熱い夢見てたから”/2“去年よりずっときれいになった”
1“時には傷つき時には喜び”/2“SOMEDAY、この胸にSOMEDAY”
1“恋しくて泣き出した日々などもう忘れたの”/2“優しいだけじゃ生きられない別れを選んだ人もいる”
1“信じる心いつまでもSOMEDAY”/2“卒当の幸せ教えてよ壊れかけのRadio”
1“君のくちびるが「さようなら」と働くことがこわくて下を向いてた”/2“春のこもれ陽の中で君のやさしさにうもれていたぼくは弱虫だったんだよね”
1“どうしたら行けるのだろう教えて欲しい”/2“たとえ今日は果てしもなく冷たい雨が降っていても”
1“今でも君の心の中にいますか”/2“信じたこの道を私は行くだけ”
1“わけもなくて笑った頃I REMEMBER”/2“道を探していた汚れもないままに”
1“心のまま僕はゆくのさ誰も知ることのない明日へ”/2“少しくらいはみだしたっていいさoh oh 夢を描こう”
1“上を向いて歩こう”/2“今だけは悲しい歌ききたくないよ”
1“黄昏に精一杯の息を吸って”/2“悲しみは星のかげに”
1“幸せは雲の上に幸せは空の上に”/2“春のこもれ陽の中で君のやさしさにうもれていたぼくは弱虫だったんだよね”
1“切なくて哀しくて恋しくて泣きたくなる”/2“いっそ忘れたいのに忘れられない”
1“キレイだ貴女のスイミングスタイル涼しげ忙しい街を行く”/2“世界中の誰よりきっと熱い夢見てたかぢ”
1“果てしない闇の向こうにoh oh 手を伸ばそう癒えることない痛みならいっそ引き連れて”/2“I love you 若すぎる2人の愛には触れられぬ秘密があるI love you今の暮らしの中ではたどり着けない”
1“I love you叶わないものならばいっそ忘れたいのに”/2“恋しくて泣き出した日々などもう忘れたの”
1“汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる”/2“地下のジャズ喫茶変われない僕たちがいた”
1“今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて”/2“幸せは雲の上に幸せは空の上に”
1“ずっとずっとねえこんな風にしてね”/2“好きなら好きとSAY AGAIN言えばよかった”
1“友だちならそこのところうまく伝えで”/2“どうしたら行けるのだろう教えて欲しい”
1“乾杯、今きみは人生の大きな大きな舞台に立ち”/2“恋しくて泣き出した日々などもう忘れたの”
1“遠ざかる故郷の空帰れない人波に”/2“この部屋は落葉に埋もれた空き箱みたい”
1“忘れられないすべてが”/2“道を探していた汚れもないままに”
1“綺麗だ貴女のスイミングスタイル涼しげ忙しい街を行く”/2“果てしない闇の向こうにoh oh 手を伸ばそう”
1“涙がこぼれないように”/2“恋しくて泣き出した/3“生まれ変わってめぐり逢うよ”or“喜び悲しみくりかえし”/4“大きな喜びと少しのさみしさと”or“MISSING許されることならば抱き締めていたいのさ”
1“信じた~行くだけ”/2“上を向いて~こぼれないように”/3“I love you 悲しい歌”/4“Somedayこの胸に”
1“なごり雪も降る時を知りふざけ過ぎた季節のあとで”/2“華やいだ祭りの後静まる街を背に”/3“誰もみな行きたがるが遥かな世界”/4“優しさだけじゃ生きられない別れを選んだ人もいる”
1“(春のこもれびの中で君の優しさに)うもれていた僕は弱虫だったんだよね”/2“わかり合えた友の愛した女でさえも”/3“真心がつかめるその時まで”/4“言葉がとても見つからないわ”
1“乾杯今君は人生の大きな大きな舞台に立ち”/2“なごり雪も降る時を知りふざけ過ぎた季節の後で”/3“そこに行けばどんな夢もかなうと言うよ”/4“泣きながら歩く一人ぼっちの夜”
1“その国の名はガンダーラどこかにあるユートピア”/2“サイは投げられたもう出かけるわ私は私の道を行く”/
3“悲しみは星のかげに悲しみに月のかげに”/4“だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう”
1“I love you今の暮らしの中ではたどり着けない”/2“すべては心の決めたままに”/3“心のまま僕は行くのさ誰も知ることない明日へ”/4“どうしたら行けるのだろう教えて欲しい”
1“ふざけすぎた季節のあとで”/2“変われない僕たちがいた”/3“まわるまわるよ時代はまわる”/4“明日の光を身体にあびて”
1“ずっとずっとねえ生まれる前からね”/2“心のまま僕はゆくのさ誰も知ることのない明日へ”/3“恋しくて泣きたくなるそんな夜はoh Blues”/4“あのこはまだ元気かい昔の話だね”
1“帰れない人波に本当の幸せ教えてよ壊れかけのRadio”/2“届かないものならば見つめ返さないのに瞳奪われて動けない”
1“なごり雪も降る時を知りふざけ過ぎた季節の後で”/2“思春期に少年から大人に変わる満ちを探していた”/3“風に吹かれても雨に打たれても信じた愛に背を向けるな”
2.4アンケートの統計
(2) 2日目課題
1.3のストーリーづくり
<待ちわびて>
恋人と別れた。その人は、とても優しい人だった。別れた訳は、ほんのささいなことだった。あんなことくらいで別れることになるなんて。とても素敵な思い出ばかり浮かんでしまう。だからこそ、深い悲しみだけが残る。でも悲しんでばかりじゃダメだ。まずは、彼との思い出をすべて忘れよう。2人で並んだ写真は、すべて捨ててしまった。これだけでだいぶスッキリした。でも、彼と長い間、過ごした部屋が残ってしまった。やはり、引っ越すしかない。昔から行ってみたかった場所がある。南の島だ。そこは光あふれ、きれいな花畑がある。そこで、明日から新しい生活を始めよう。
恋にやぶれた女性が、心をいやしてくれるふるさとに帰ろうとしている。前半は、自分に飽きて来てくれなくなってしまった恋人を、きっぱりあきらめようとしている姿がかかれている。思い出の2人の写真は、破いてしまった。恋人の知らない遠い町へ行ってしまう。そうすれば、その人とはもう何の関係もない人生が始まる。美しい町で。後半は、いざ発とうとして、やはり未練を感じてしまう気持ちがかかれている。そうだ、いっそ古い思い出も空へと返してしまおう。私たちの思いを伝え合った鳩を、自由にしてあげよう、と。これでもう私たちをつなぐものは何もない。忘れよう。「あの人のことはもう忘れよう」何度もいいきかせてみる。けれど、いえばいうほど、忘れようという思いがつのって、結局、忘れられないでいる。思い出を港に帰してしまったら、残ったのは哀しみだけだった。「哀しみの部屋」に鍵をかけ、「私」は旅立つ。その部屋のドアが再びあくことはあるだろうか。封じた思いは永遠に、その部屋のなかにあるのだろうか―。この先も、彼女の手のなかにあるだろうか―。心のなかに閉ざされた部屋をかかえたまま、人生が続いていく。ふるさとは、新しい人生のための美しい町ではなく、「私」が、心をいやしてくれることを期待していく町。今までの人生ごと私を受け入れてくれる町。きっと、また元気になれる―。
いつの日からか、いつまで待っていても彼は彼女の部屋に来なくなった。彼との思い出の写真を破り、彼がいる頃は鳥カゴの小鳥を見ながらいろいろな話もしたでしょう。彼のやさしかったことばも彼との古い思い出も、小鳩の翼に乗せ、外に放してやった。人間、つらいとき、思い出すのは、ふるさとの青い空。それまでは気がつかなかった広々とした海が、彼女に帰って来いと優しく声をかける。もう思い切って彼との思い出を忘れる。この街を後にした。「ILOVEYOU」若すぎる二人だから、誰からも認めてもらえない。恋、逃げるようにしてこの街にきた。この部屋だけが二人を迎えてくれた。彼女は彼の愛だけを信じようと、何度も何度も愛を確かめなければ生きていけないのだ。
彼女は彼とこの街で初めて出会った。二人は一目で恋に落ち、急速に深くなっていく。それは、一日がほんの10分程度の短さに感じられるほど魅かれ合い、その時間は永遠だった。そして、あの日、永遠が終わった。週末になれば、必ず一緒に過ごした時間。覚えている。彼の口から出た優しいことば「おいで、好きだよ」とか。その日々を時間を切り取っておいた写真。そのなかは永遠なのだけれど、もう破った。彼との出会いは、天のおぼしめし。古い記憶と共に空へ放つ。彼女自身も彼の影から解放された。そして、あの町へ。やすらぎを求めて。
恋人と別れ、遠い町で生きる決意をする。写真も破ってしまう強い女性。思い出も、とどめておくのではなく、小鳩と共に大空へ返す。小鳩は二人の思い出を知っている。それを鳥カゴから放す。それは、過去という鳥カゴから解放されていく主人公を象徴するのか。「あなたの名を忘れるためにくり返し」忘れるために、あえてあなたを見つめる。しっかりと向き合うことで、本当の別離ができる。そして、昼の汽車に乗る。朝でも夜でもない。それは、町の描写とシンクロさせているのだろうか。町は光であり、花畑の赤と、空と海の青。それが一番、映えるのは、昼だろう。セレーナは、主人公にとって、ふるさと。そこにこれから行こうとしているのか。それとも、まったく違う遠い町に行くのか。私を呼ぶその町に行くのか。それとも行かないがゆえに、その町に呼ばれるのか。恋人との別離のを、ふるさとの心象が癒してくれるのか。いや、ふるさととの別離によって得た恋人を、失うことにより、ふるさとのつながりをとり戻すのか。失うことは得ることにつながるが、失うことはとり戻すことにもつながるのかもしれない。
彼が行ってしまいました。その語らいを「愛」なんて思えた日々をかき消すように。彼恋しさ、愛、愛って。信じるって。あの優しいことばは、何だったの。この地への希望って何だった。この先、どんな夢を抱き締められるの。小鳩(思い出)を返す「大空」は、私(谷脇)のなかで、愛を象徴したものです。彼女も、この悠大さにそれを感じたのです。返すのではなく、預けたのです。いつか、成長した想いを、空は届けてくれるものです。その間、今感じているすべての疲れを癒せるのは、故郷だと、彼女のなかの何かが教えるのです。待ったから。(彼女は戻って来ますよ。)
待ち続ける切なさは、本当につらい。
しいことばを思い出して、あなたが戻ってくるという望みを抱きながら過ごす日々にも、もう疲れてしまった。もう終わりにしよう。思い出の部屋。あなたを待ち続けた部屋に別れを告げ、遠くの町、希望の町、セレーナへ。この曲は、リズムも歌詞も「セレーナ〜」の前と後とではガラッと変わる。「光」、「南」、「赤い花畑」、「青い空と海」のようにカラフルで明るい。セレーナの町が明るさの象徴になっている。でも、その明るさの裏には、はりさけそうな切なさ、悲しさがあり、それは隠すことができない。
あなたを追いかけて、私はセレーナからこの都市に出てきた。あのとき、あなたはまだ駆け出しの画家で、どこかの小さな喫茶店(カフェ)にあったあなたの描いた絵を見たとき、私はなぜか、あふれる涙を止めることができなかった。それから私は、あなたを探した。そして、この都市(まち)に出てきた。あなたに会うためだけに。そして、あなたが初めて開いた個展で、私はやっとあなたに会うことができた。そして、その出会いは、確かなものになった。私たちは、運命をお互いに感じながら、深くひかれあった。そして、当然のように二人で一緒に暮らしはじめた。私は、この大きな都市で、彼がすべてだった。彼のために生きていた。だけど、あなたは絵が売れ、有名になるにつれ、この部屋に帰らなくなっていった。それでも私は、あなたが帰ってくると信じて、ただこの二人の部屋で、ひたすら待った。寒い冬の夜も、長い秋の夜も、とにかく待った。でも、やっとわかった。あなたは、私のもとへは帰ってこないことを。そう、あなたは、ある有名な画家の娘さんと結婚したと風の便りが教えてくれたから。でも私は、涙すら出なかった。もう流す涙は、一滴も残ってなかった。そして、ふとあの町があたしの頭のなかに鮮明によみがえった。幼い頃のまぶしい記憶が、痛いほどだった。そして、私はセレーナに帰ろうと思った。今の私を癒してくれるのは、あの町のなつかしい海の匂いと、青い空。さんさんと照りつける太陽の恵。セレーナに帰りたい。あそこでなら、一人で生きていけるかもしれない。いや、生きていける。すべてをこの都市において、昨日までの私を解放して、あの光の町セレーナへ帰ろう。あなたを忘れるためにも。
この曲は、別れの歌だけれど、決して暗いものでなく、新しい始まりの歌だと思う。何か、もうふっきれているのだ。特に、Aメロとサビの部分によくそれが表われていると思う。すごくそういう意味では、わかりやすい曲だ。始めの4フレーズは、過去の別れの回想で、次の4フレーズでだんだんとふっきれていくのだ。展開にもそれがよく出ている。そして、サビでふるさとのセレーナのことを、とてもみずみずしい感じで歌いあげている。そして、ここにはこれから生きていく強さと喜びのようなものがある。一つの恋を終えて成長して再出発するという“始まり”の気持ちで歌いたい。
あなたとの思い出がたくさんつまった哀しい部屋と今日、くぎりをつける。最後に「あなた」への思い出にくぎりをつけるためにも、名をいってみる。そのひびきが、いろんな「あなた」をよみがえらせる。哀しみは、この部屋に閉じ込めて、光がたくさんあるふるさとへ。
今まで決心できなかったけれど、あなたとの楽しかった思い出も、今のこのつらい想いも、すべてこの町においていくわ。あなたとの輝いていた日々も、今となっては過去のもの。私は希望をもってまだ見ぬ新しい土地で生きていく。もう二度と、あなたと会うことはないでしょう。どうなにつらいことも希望さえあれば、乗り越えていける。生きていれば悲しみも苦しみも乗り越え、自分の心次第で未来を拓いていける。どんなことも、心の
として強く生きていきたい。
<ニンナ・ナンナ>
恋人が死んだ。ニンナ・ナンナは子守唄。死んだ恋人に語りかけることば。何もいわないあなた。死んでしまっているけど、夜、目が覚めたら泣いてくれるかもしれない。目覚めるわけがないのに。夜更けに恋人が涙を流すと信じている。静まりかえった雪の日に恋人の死を受け入れようと、そして恋人に聞こえるように歌う子守唄。
あの人は、二人の思い出の街に、死という思い出を刻んで逝った。花が枯れていくような静けさで、あの人の命は消えてしまった。あたしは、それを受け止めている。あの人が、もう何もいってくれないこともわかっている。けれど、認めないでいたい。あの人が生きて、ただ眠っているのだと考えていたい。あの人は、生きている。眠るあたしの横で、夜更けに目を覚まし、二人の思い出と幻の未来を思って、涙を流してくれているんだ。あたしの子守唄は、きっとあの人に届いている。歌えば、白い雪が音もなく降る。きっと、届いている。あなたのために、歌い続けよう。
“あの人が死んだのはなつかしいこの街なのよ花が枯れていくようにあの人は死んでしまった”あの人はどういう人だったのか。なつかしいこの街、二人の想い出の街なのだろう。花が枯れていくように、短い命だったのか、若くて大切なあの人は、亡くなったのだろう(悲しみの子守唄から、あの人の故郷なのかもしれない)。/“何もかもがあたしのなかでこわれていった涙こらえそっとキスをしてももう今は何もいわないあなた”心のなかの大切な支えがなくなり、くずれ落ちていく。キスをしても、ということから、あの人は恋人なのだろう。そしてもう、何もいわないあなたを目の前にして、悲しみにくれる。お葬式なのか、以前はいってくれていたんだよね。/“ニンナ・ナンナ歌えば白い雪が音もなく降るニンナ・ナンナ今こそあなたのために歌い続けよう”ニンナ・ナンナとは何なのか、歌うということからレクイエムなのかと想像する。死んだあなたのために歌い続けるということからも、死者を弔う歌なのだろう。/“夜更けに目覚めたら消えた恋のために涙流してくれるでしょう聞こえているかしら悲しみの子守唄お願い息を吹き返してお願いすぐに帰ってきて”死んだあなたが目覚め、涙を流してくれると、どこかで信じたい。消えた恋のため、どうしてか。消えた愛ではないのか。相手が死んだから消えた。目覚めても、その相手は昔のあなたではないとわかっているからか。戻ってくることはないと知りながらも、それでも「お願い」と。幸せな日々を過ごしていた恋人たち。貧しいけれども、二人で苦労しながらも、満ち足りた日々だった。ところが、ある日、恋人が重病にかかってしまう。必死に看病するが、あの人はどんどんやせ細っていく。仕事と看病の毎日、体力的、精神的に疲れていく。でもあの人がいることが支えになっていた。死ぬ前に一度、故郷に帰りたいという思いから旅に出る。遠く離れた街、雪の降る寒い街へ。長旅の後、ようやく故郷の街につく。死に場所を見つけた彼は、そこで息を引き取る。一人残された彼女は、絶望し、打ちひしがれる。その思いを込めて歌いたい。
「最後のお願い」自分が生きていくために、どうしても必要だった人が死んだ。もうそれからずいぶんの月日が流れた。なつかしいこの街に足を踏み入れることができるくらいには。自分が自分に冷静に事実を語ることもできる(多少、無理して)。“あてたのために歌い続けよう”、〜しようというくらいには今、力を蓄えている。けれど、本当のところ、まだ事実は変わらないということを知っていながら、その事実を冷静に見ることができなくなることがある。もう充分すぎる、痛いほどにその事実はわかってしまった。もう別に信じられない、というところにはいないし、神様やあの人を責めることもなくなった。そのことは受け入れたのよ。だから、これは最後のお願いです。たぶん、本当に最後のお願いです。何度も何度もあの人が戻るよう祈ったけれど、これはその最後の祈りなんです。もうどうしようもない。時間がどんどんたっていく。これが最後だな。
“あの人が死んだ~しまった”1行目から死んだことをいうのは、自分にいい聞かせるため。でもそれは、絶対に無理とわかっていて、この一首を出した苦しみが少し伝わってきた気がした。/“何もかもが〜あなた”そっとキスをしたということばは多く、想像できる。おそらくその人の写真を目の前にして語っているように思う。自分が壊れそうになるほど愛した人、最愛の人。/“お願い~帰ってきて”一つ目の「お願い」は、我を忘れるほど思いがあると思う。二つ目の「お願い」では、本当にいいたい一言「すぐに帰ってきて」にかかっているので、とても切実な思いがある。/「ニンナ・ナンナ」あなたとの思い出の歌、それを歌えば白い雪となってあなたも降ってくる。本当につらい。でも生きていかなくちゃ、ニンナ・ナンナは、この女性に力強さを与える。
久しぶりにきた、このなつかしい街に、あの人の魂が眠る。心のなかの「あなた」にいくら触れようとしても、壊れてしまった“あたし”のなかの「あなた」は、微笑むだけ。いくら話しかけても、いくら手を伸ばしても、「あなた」は遠くにいる。「この歌」(鎮魂歌、もしくは「あなた」が一番愛していた歌、ともかく二人にとってとても大切な歌)を歌えば、白い雪が「あなた」の魂を鎮めてくれるかもしれない。しんしんと振りつもる外の世界。静寂のなか、「孤独が身にしみる。だから今「あなた」のため、“あたし”のため、「この歌」を捧げよう。もしも「あなた」が消え去ってしまった「あなた」への悲しみを、暗く長いトンネルを越え知ることになったら、恐らく「あなた」も同じ想いになってくれるはず。この心のなかの叫びがあなたに届くのでしょうか。この心のなかの悲しみの子守唄、つまり「この歌<ニンナ・ナンナ>」が聞こえるのなら、この想いがもしも伝わるのならば、どうか“あたし”の元へ帰って来て欲しい。今すぐに。この想いが届くように。この叶わぬ願いが届くように。永い眠りについた「あなた」への子守唄を、今“あたし”は歌う。
つらい過去をもっている女性、ふとその過去に入ってしまった。その女性に「だいじょうぶ、その過去を歌うことで、必ず忘れることができるから」と励ます男性。本当にたった一人で悲しみ、苦しみのどん底に今、現在というまっただなかにいるときは、人にいうことすらできない。充分に受け止めてくれている人がいるから、今まさにじゃないから、甘える余裕も出てくる。でも、甘えようと思って甘えるというよりは、今のその互いの関係が自ずと過去のつらい苦しみを話すという、聞いてもらうという動作となる。その本人が気がつかないでいる底辺の信頼関係・甘えが、とりもなおさず歌おうということばを引き出している。つらいことばをいうなかにある甘え、安心して話せるつらさ。「どこかにしっかりある安心感」を中心に踏まえて、大事にして歌いたい。
昔の思い出のある場所で、ゆっくりと思い出の人は亡くなった。その人の死によって、自分の大切な人を失い、自分のなかでの悲しみはいっぱい。だけど、もしかしたらという気持ちもある。だからこそ、その人のために歌を送る。また昔のような生活に戻りたい。でも、時間は、流れは、流れたまま。そんなことは、わかっているけど。このときのためにこそ、歌を送る。
<Addio Addio>
二人の恋は終わってしまった。その現実に直面している二人は、ただひたすら歩き続けている。その恋の終わりは、数分前に終わった。いやもうすでに、何カ月、何年も前からわかっていたことだったのかもしれないが、それがはっきりわかってしまった。二人の心は、もうすでに渇ききって、とうとうかわすことばもない。「誓ってよ」ということばは、嘘だ。すべては嘘だといってという意味で、いっているのだ。お願い、もし戻れるものだったら戻りたい。もし「お願い」で元通りになるのだったら、元に戻りたい。そんな、なりふりかまわずで懇願しているのだが、それがもう修復不可能であることは、わかっているのかもしれない。そういう意味から、「いつまでも」は、あなたが振り向かなくても私はずっとずっと思い続けているという意味であると思う。最初に出てくる「アディオ・アディオ」と中間の「アディオ・アディオ」と最後の「アディオ・アディオ」では、まったく、意味あいが変わってくる。最初に出てくる「アディオ」の方は、まだ、もう終わってしまったのという意味であり、中間の「アディオ」は、実感として捉えている「アディオ」であり、最後の「アディオ」はあなたがもう元に戻れなくても私はずっとずっと愛し続けていく意味の「アディオ」であると思う。あなたがどうであろうとも、私は変わらないという決心のような「アディオ」でもある。
男は終わりにしようとしている。女は信じられない。でも、そうなるであろうことはもうわかっていた。二人の心は渇ききっていた。長い間、二人で歩き続けてきた。別れがくることは思わなかった。現実に別れが訪れたとき、女は男を愛していることに気がついた。まだ愛していたのか、それとも今初めて本当に愛していたことに気がついたのか。別れたくない。もう避けることはできないのに。今になって。さよなら。アディオ・アディオ。
前半、“~ことばも消えた”までは、主人公は冷静に恋人との状況を現実を分析している。ほほえみが二人の間から消え、もう戻らない、恋は終わったことを理解している。どんなことばも、もはや意味がない。しかし、心情の面では、そう割り切れない。お願いだから嘘だといって欲しい、そうあって欲しい。完全否定したい。でも現実であることは、わかっている。現実だとしても何とかつなぎとめたい、無理だとわかっているのに。最後、主人公はいつまでも愛し続けることをいつつ、別れを告げる。変えられない命と気持ちの狭間に苦しむ主人公の心の揺れ方を歌いたい。
かつて心が通い合っていた頃のほほえみやことばは消え、恋の終わりをはっきりと知りながらも、簡単には「さよなら」をいえず歩き続ける二人。叶わないと知りながら、恋の終わりを否定して欲しいという願いを叫ばずにはいられない。ここでは、私の心は恋の終わりという現実を受け入れられず、平常心を失っている。しかし、私の心にも変化がある。恋の終わりという現実をなんとか受け止めようとする。「別れは嘘だよ」という嘘はってはもらえない。でも、せめて涙だけは嘘でないことを、あなたにわかって欲しいと願う。どこまでも一緒に歩き続けることはできないけど、いつまでも愛し続けるという思いを込めて、やっと私は「さよなら」をいえる。
2.4の2フレーズのストーリーづくり
“そこに行けばどんな夢もかなうと言うよ”(ガンダーラ+“今さらは戻れない”(恋しくて〉/どんな夢もかなえられる国があるという。そこには、なんでも願いごとを叶えてくれる魔法使いがいる。法使いに会うためには、歩いてその国まで行かなければ断られるという。私は、意を決して一年前に母国を出発した。魔法使いに会ってみると、一つ交換条件を受け入れることができれば、何でも願いを叶えてくれるといわれた。“おまえのを私に差し出せ”といってきた。私は、妻より大事な願いごとがある。今更は戻れない。
“時には傷つき時には喜び”+“Somedayこの胸にSomeday”/「いつかきっと」その思いをかかえて、夢を追ってきた。平では決してない道のり。時には傷つき、時には喜び。くじけそうになりながら、それを乗り越えるたび、強くなっていく。Somedayは、現実の延長だ。決して夢の先にあるものではない。だから、この胸を満たす確かなSomedayを求めて、これからも追っていく。
「上を向いて歩こう」+「時代」/人間はどんなときでも時間がかっても、前を向いて歩くんだ。ちっぷけで、喜びも悲しみも抱えて、生きていくことが嬉しいから、空や星空を見上げて、また歩き始めるんだ。
“ひとつ隣の車輌に乗りうつむく横顔見ていたら”(駅)+ “恋に破れそうな胸やさしい風が手を振った”(壊れかけのRADIO)/電車通学の学生。恋する人が隣の車輌に乗っている。私は、あえて隣の車輌に乗った。二人の間柄は友だちである。しかし、相手は、私が恋していることを知らない。その想いが胸のなかで、胸を破りそうなほど、うずいている。うつむく横顔を見ていると、話しかけたいと思うが、友だちでいたいと思う自分と、想いをうちあけたい自分とが、分裂する。どうしようもなく、立ちつくす私に、窓から入ってくる風だけが優しかった。“こんなに激しく愛しているのに”(アディオ・アディオ)+“お昼に発つ汽車に乗るわ”(待ちわびて)/別れが美しいものであれば、思い出は永遠に輝く。別れは永遠を創造する。あなたのことを愛しているから、こんなに激しく愛しているから、もうあなたとは会わない。汽車に乗り、遠と行く。別れること、あなたへの愛。
「恋しくて」+「なごり雪」/「線路の落葉』哲(さとる)はいつも駅前でギターを片手に歌い出す。過ぎ去りし君への想い。無邪気な恋は愛へと変わる頃、別離(わかれ)を運んできた。故郷へと戻る君に、寂しい思いをさせたね。きれいな君が、哀しかったんだ。あまりにも、ただ、二人だったよね。
4年つきあった女性にある日、もう好きな気持ちがなくなってしまったと別れを告げられ、そのとき自分はまだ好きなのに、素直にまだ好きなんだけどといえずに結局、別れることになる。女性の方は、もう出会った当初の強い気持ちは忘れてしまったのか、そんなに冷めてしまったとは思いもしなかった。まだ自分は当初の気持ちに戻れるし、ありありと思い出せるのに。彼女が当初、恋しくて会えないとき、よく泣いていたように、自分も今、別れてしまってからしばらくたっているのに、恋しくて泣きたくなる。こんな夜には、ブルースを聞こう。
“訳もなく笑った頃I REMEMBER”(恋しくて)+ “道を探していた汚れもないままに”(壊れかけのRADIO)/あの頃、何がおかしいのかもわからずに、ただ笑っていられた。そこにいるそのことが、ただ嬉しくて、大切にしたくて、二人がどうしたらそのまま進んでいけるのか、道を探していた。まっすぐな満ちを求めていた。今も覚えている。忘れられないでいる。見える気がしていた。長い長い、まっすぐな道。
故郷の友は今でも君の心のなかにいますか(乾杯)+“信じたこの道を私は行くだけ”(マイウェイ)/知ってた。あいつ、東京のクラブでホストやっているんだって。そんでもって、その店のNo.1になったとかで、この前テレビに出てたんだよ。そしたらあいつ、すっかり芸能人みたいになってて、「信じたこの道を私は行くだけです。」だってさ。俺がレポーターだったら、「故郷の友は今でも君の心のなかにいますか」って聞いてみたかったよ。
“どうしたら行けるのだろう教えて欲しい”+“たとえ今日は果てしもなく冷たい雨が降っていても”/三太は、人生の大きな壁にぶつかっていた。あらゆる最悪の事態は、まるで三太のためにあるかのように、次々と不吉なことが三太にふりかかっていっ。三太の会社は倒産して、莫大な借金をかかえ、そのため三太はお金を工面するためにかけずりまわったが、その甲斐もなく、さらに生まれたばかりの子供を不慮の事故で亡くしてしまい、要はうちひしがれて蒸発。まだまだ、書ききれないほどの不運続きで、どん底だった。そんなとき、一枚の貼紙を見た。「あなたのすべての不幸、悩み、ストレス、取り除きます」と書いてあった。しかし、そこへはどう行けばいいか書かれていない。三太は悪質ないたずらだと通り過ぎたが、後から気になってしようがない。三太は探しに探したが、見つからない。手がかりは、その貼紙だけなのだから。彼は、毎晩、寝言で「どうしたら行けるのだろう。教えて欲しい」といってしまうぐらい、そこにあこがれ、切に生きたいと願っていた。生きることに疲れ果て、オアシスを求めていた。しかし、見つかるはずもなく、彼はどんどん追い詰められ、浮浪者となった。そんな三太を救ってくれたのは、一匹のカメだった。一歩一歩ゆっくりと歩いていくカメの姿をみて、もう一度やり直そうと決心した。そのカメには、足が一本しかなく、甲羅もボロボロだった。にも関わらず、あてもないのに一歩一歩、三太の前を歩いていく。三太は、立ち上がった。一歩一歩、歩くために立ち上がった。と同時に雷が鳴り、激しい雨が三太を襲った。しかし、もう三太はへこたれない。雨が降ろうが槍が降ろうが、三太のこれから踏み出す一歩に関係なかった。
最近は、あまりラジオを聞かなくなったけれど、何か迷ってしまったときにラジオを聞くと、何か教えてくれるような気がするものだ。本当の幸せは、まだわからないけれどSomeday、いつかきっと、と思いながら、古ぼけたラジオを聞いてしまう。
“だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう”+“ずっとずっとねぇこんな風にしてね”/今日は仕事が忙しくて、たくさんヘマをやらかした。たくさんグチも聞かされた。でも家に帰れば、そんなことはきれいさっぱり忘れて、お風呂につかって、ビールを一杯。そして、愛用の扇風機をつける。「ずっとずっとこんな風に」
"叶わないものならばいっそ忘れたいのに”+“恋しくて泣きたくなる”/自分が恋する人には忘れられない人がいる。彼とその人は、もう昔に別れているのに、彼は忘れられない。自分と彼は、楽しい時間を過ごすことができるけれど、彼のNo.1にはなれない。それがつらくて、もう会わないで忘れてしまいたいのに、恋しくて泣きたくなるほど好きになってしまっている気持ちをどうしようもない。“遠ざかる故郷の空帰れない人波に”(壊れかけのRadio)+“この部屋は落葉にうもれた空き箱みたい”(I love you)/すべてのものを、夢のために失った。今の僕はまるで捨て猫のように鳴くしかできない。希望とパワーに満ちた、あの頃を思い出す。あんなにもあの頃が遠い。今の僕は、おしよせるたくさんの人並みに、おしつぶされそうだ。
“うまく伝えて”(ジョニーへの伝茸)+“どうしたらゆけるのだろう教えてほしい”(ガンダーラ/「男と女の物語」男は現実の世界に生きていけない風来坊。好きなことだけをやって生きている人間。女は現実の世界をたくましく生きている人間。男は、どこかにここの世界ではないユートピアを追い続けている。ユートピアがあると信じている。女は、そんな男をよく知りつくしている。そして、また今夜も待たされていた。そんな二人をよく知っている共通の友だちに、女は彼女の心情を伝えて欲しい。彼女のことを察してくれている友だちに今夜はすべてを託し、旅立っていった。
“迷子になりそうな夢素敵な歌が導いた”+“黄昏に精一杯の息をすって”/漁師になるのが夢だった。道は険しくて何度もあきらめかけたが、その度に歌に勇気づけられて、ついに念願の夢がかなって漁師になることができた。思えば、いろんなことを犠牲にしてきた。そんなことを振り返りつつ、黄昏の海の上で深呼吸してみる。
“今春が来て君はきれいになった”+“幸せは雲の上に幸せは空の上に”/よかったね。幸福というのもが見える位置まで来て。何もかもが、そこに行くための過程で、自分がそこに行くための努力をすれば、きっといいところに行けるんだ。行ける。生きていると、どうしても起こってしまう、いろんな困難。ひとつを向き合うしかないんだ。
“癒えることない痛みならいっそ引き連れて”(Tomorrow never knows)+“ I love you若すぎる2人の愛には”(I love you)/若すぎる愛のおろかさを歌ったI love you恋愛は、多くの不安がカベとなって立ちはだかる。結婚は生活力もないし、それだけの器量もない。ただ、浮気とか、先の見えないつきあい方に悩む。これが、現在の若すぎる二人の愛について。若さゆえに、本当に好きだったことに気づかず別れてしまった。過去の愛。I love youのフレーズで現在・過去の二つの愛について考えさせられた。Tomorrow never knowsで癒すことのできない痛み(現在・過去二つの愛)を、前向きに考えさせてくれた。よく思い出すたび、立ち止まっていたから。
“恋しくて泣き出した日々などもう忘れたの”+“I love you叶わないものならばいっそ忘れたいのに”/恋しいから、苦しくて泣いていた日々。本当に好きで、でも気持ちが通じ合わなくなってきた苦い日々を数え、いくつかの気まずさと、いくつかのスレ違いと、いくつかの必然が、止めることのできない別れを生み、楽しかったあの頃の思い出が、今となってはただつらい。こんなつらい想いなら、いっそ忘れられれば、どれだけ楽になれるだろう。
“汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる”+“地下のジャズ喫茶変われない僕たちがいた”/何となく生きてきた僕は、人生に勝負をかけようともせずに、地下のジャズ喫茶で若さに時を浪費していた。人生も差し迫って、君は僕から離れて何かやろうと汽車で旅立つことになった。臆病で半端に自尊心の高い僕は、別れの場面でも強がることしかできない。
“今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて”(時代)+“幸せは雲の上に幸せは空の上に”(上を向いて歩こう)/今はこんなに悲しい。泣いて泣いて泣いて。泣き疲れるまで泣いて。でも、いつだってそう。今だって雲の上にいる神様はあたたかい。今だって、この悲しみのなかの今だって、空の上にいる神様はあたたかい。それを気がつかないでいるだけ。ひょっとすると、この悲しみのなかにだって幸せはあるのかもしれない。気がつかないでいるだけ。見方を少し変えてごらん。ないと思っているもののなかに、幸せの輝きはあるよ。
“世界中の誰よりきっと”+“にじんだ星を数えて”/世界中の誰よりも悲しいと感じたことがあった。でも、そう感じるのは、自分だけではないことなのだ。そのときは、本当に悲しくて。でも実際は、他の人もそうなのだ。人の心には、どんなに冷たそうな人でも、傷つきやすい心があるものなんだ。だから、自分だけではないということが大事だと思った。
“忘れられないすべてが”+“好きなら好きと”/素直になれなかったばかりに、あまりに多くのものを失ってしまった。好きなら好きと、どうしていえなかったのだろう。遠く離れてしまったのは、距離なのか、心なのか、もうあなたの声を聞くことはないのだろうか。あなたに触れることも。大切なことは、失ってみてはじめてわかる。その存在の大きさを。
“綺麗だ貴女のスイミングスタイル涼しげに忙しい街を行く”+“果てしない闇の向こうにoh oh 手をばそう”/コンビニの袋ぶらさげながら夜の点滅信号、渡る君。やさしい月はぼんやりと小さな路地、照らしていた。今夜は僕がミルクをあたためよう。子供のように眠りにつく君の寝息を感じながら、そっと頬を合わせる。そう君は、君のままでいい。だけど、ちょっとだけ瑠璃色のつばさにつけかえて、鍵をさいてみよう。そこに、名もない花がゆれているから。
“恋しくて泣き出した日々などもう忘れたの”(恋しくて)+“きみは人生の大きな大きな舞台に立ち”(乾杯)/人を恋しく思う気持ちは、子供のように突然、泣き出してしまうほど純粋だけど、冷めやすくて無責任。そんな若い時代の恋愛を経て、彼は今日、結婚の日を迎えた。友は彼に「信じた愛に背を向けるな」といった。結婚は責任を伴うけれど、努力を積み重ねることにより、人生という大舞台の大役を勤めあげることができる。そのチャンスを、君は手に入れたんだ。
3.すごい男の歌詞づくり
すごい男もいたもんだ。ピアノを弾いてと頼んだら、ピアノを引っ張っていっちゃった。/
えらい犯人もいたもんだ。不正なことは許せぬと、「それはえん罪」と名乗り出た。/
ケチな女房もいたもんだ。倹約家計簿火の用心、ダンナも節約離婚済み。
すごい男女がいたもんだ。山でばったり出会ったら熊がバイバイしてくれた。/
山でばったり出会ったらヘビがとぐろ巻いてシッポ振る/
海でばったり出会ったらイカの大群フラダンス
すごい男がいたもんだ波にのまれたと思ったら彼の方がのまれている/
すごい男がいたもんだ海でくらげに出会ったらくらげの方がしびれている/
すごい男がいたもんだとらにばったり出会ったらネコなで声で甘えてくる/
すごい男がいたもんだ海でサメに出会ったらサメがとり肌たてている/
すごい男がいたもんだ森でトラに出会ったら(草原でライオンに出会ったら)ネコじゃらしであやしている/
すごい男がいたもんだマリアナ海溝にもぐったが男の方が深かった/
すごい男がいたもんだ鳩にばったり出会ったら鳩が負けたと胸隠す/
すごい男がいたもんだ打ち上げ花火を作ってて自分も入れたことに気づかない
すごい男がいたもんだ雨でばったり出会ったらカミナリみんなよけてった/
すごい女がいたもんだ選挙でばったり出会っても学歴うそかもしれないよ/
すごい動物がいたもんだ地球でばったり出会ったら戦争ばかりをやっている
すごい男がいたもんだ新宿二丁目行ったならオカマがスリスリにじり寄る/
街でバッタリ出会ったらヤクザが事務所へ逃げ帰る/
道をポツポツ歩いたら肥だめのなかに落っこちた
すごい女もいたもんだエベレストへ立ち向かう男を見送るすごい男の女房なわけだ/
すごい大工(おとこ)がいたもんだ虹の架け橋見上げてはひょいと飛び乗り夢の修復/
すごい男がいたもんだ1000匹の狼出くわして一声歌って手馴づけた
金がないのはわかるけど草をたべるのはやめとくれ/
お金も家もないからお墓のなかで寝ているよ(お墓のなかから起きてきた)/
困っている人を見つけると自分のパンツまであげちゃった/
ガハハと大声で笑ったら口のなかにカメがいた
すごい男がいたもんだいつもあちこち現われて笑いの粉をまいている
すごい男がいたもんだ夜にばったり出会ったらおまわりさんにつかまった/
すごい男がいたもんだ夢でばったり出会ったらみんなたちまち目が覚める/
すごい男がいたもんだ南の島で出会ったらみんな名前がカメハメハ
すごい女がいたもんだ久しぶりに出会ったら子供を5人もつれていた/
すごい女がいたもんだ久しぶりに出会ったら髪がアフロになっていた/
すごい女がいたもんだ久しぶりに出会ったらドラエモンと付き合っていた
すごい男がいたもんだトイレでばったり出会ったら彼がゴメンとあやまった/
山へ登っていったのに海のほうから出てきたよ/
電話Boxにかけこんで出てきて空へ飛び立った
人に仕事をやらせとき自分はモデルと朝帰り/
五万かしてと頼まれて貸したら馬券を買っていた/
40才を目前に親から平気でおこづかい
うちにはおじいちゃんがいるんだよ
今さっきごはんをたべたのに
ごはんはまだかときいてくる
パスポート持たずにメキシコへ(でも)金を積んだら通された/
ぴょんぴょんとジャンプして気がついたら雲の上/
すごい母さんがいたもんだオカリナビビピと吹いたらその場でシチューがくさったよ
川で洗濯していたら桃のなかから飛び出した/
風が強いと飛ばされて雨の降る日は流される/
3日で一軒家建てて4日で一国国建てた
あんまり太っていたもんで自分の女房つぶしちゃった/
あんまりお金がないもんで自分の内臓売っちゃった/
あんまりお腹がすいたんで飼ってたネコを食べちゃった
飲み屋でばったり出会ったらかっこいいが手がふるえてた/
駅でばったり出会ったらパジャマのままで飛び乗った/
都会でばったり出会ったら裸でラップおどってた
おならをプリッとしてみたら空のかなたへ飛んでった/
食べたらどんどん太ってきとうとう地球がつぶれた/
竹をおもいっきりわってみたらかぐや姫が血だらけで寝てたとさ
森で熊かと思ったら新野さんだった/
森で道に迷ったら道なき道をゆく/
森で滝を見つけたら滝のような鼻水だった
いいものたくさんみつけだしみごとな花を咲かせたよ/
星空ながめていたんだ
にこにこ笑って降ってきた/
まほうのじゅうたんみつけだしそのままお空へとんでった
すごいおばさんいたもんだ化粧がすごくてわからない実はうちのお母さん/
俺は絶対死なんぞと墓のなかから叫んでる
彼女か飲みすぎゲロ吐けば両手を差し出し受けとめる/
食事は3食柿ピーナッツ浮いたお金でパチンコ三昧/
家賃滞納4ヵ月大家にしょう油を借りに行く
すごい男がいたもんだおひるのTVはみのもんたおひるのTVはみのもんた/
おひるのTVはみのもんたあひるの玉子はピータンだすごい男がみな食べた/
あまりに女にもてなくて自分が女になっちゃった
朝から女房とすったもんだけど「朝飯前さ」ときたもんだ/
腹が減ったらメシ食らいノドが渇けば酒を飲む/
二度のチャンスは訪れぬ一度のチャンスをモノにする
夢でばったり出会ったらそれも夢のなかだった/
病院でばったり出会ったらメスを握って腹を切る/
明日明日といいながらほんとの明日はいつのこと
パソコンはやく買ったのに未だにインターネットつながらない/
宿題できていないのに勝手にねた人それはだれ/
2番課題が山積みでだれも部屋でねてやしない
すごい男に会いました黒いマントが似合うけど1枚だけしか着ていない/
すごい男は迷惑だどんなに遠くに放れても声がうるさくてかなわない/
すごい男達と歌いますWalk This Wayを歌いますこんなに疲れたことはない
すごい奴らがいたもんだ軽井沢でばったり出会ったよ昨日と違う君と僕/
すごい男がいたもんだAスタでばったり出会ったよ深いヴォイスで「こんにちは」/
すごい男がいたもんだ眼鏡の下で光る目と深いヴォイスで迫り来る/
すごい女がいたもんだ叩けばいくらでも埃出す女性誌スポンサー野村サッチー
やばいやばいといいながらいつまにやら高いびき/
一緒にめし屋に入ったら金がないから貸してくれ/
いつもみんなの人気者スーパーボール投げられた
切ないバラード歌ったらカブトムシまで泣いていた/
あんなに奥くてネバネバの納豆最初に食べた人
すごい男がいたもんだ海でバッタリ出会ったら君と僕とでヤンマーだ/
すごい男がいたもんだ空き地でバッタリ出会ったらお前のものは俺のもの
すごい男がいたもんだ課題はまったくしないのに手紙を必死で書く男
すごいオバちゃんいたもんだ海でばったり出会ったらビキニ姿のオレのオカン/
すごいオバちゃんいたもんだ「兄ちゃんこれなんぼ」「200円って高いわ」よくみりゃウチのオカン/
リストラされてブータロー夢のなかではヒーローだ
3年連続首位打者が今年で基本ができました/
ピカピカみがいた窓ガラスおかんがぶつかり照れ笑い
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「すごい男」の評価コメント
1席なし
2席「海でばったりであったら、君とぼくとでヤンマーだ」
海だから、「漁船のエンジン皆ヤンマー」と入れたい。
とも思ったが、何をいっているのかわからないのが多いなか、
内容よりも音声での表現として、はっきりと抜けて出こえてきた力を買った。
3席 文中太字のもの
佳作
みのもんた、夜も最近でているから
「近頃、夜でもみのもんた」「すったもんだでみのもんた」などと重ねたい。
竹「すごい男達と歌いますWalk This Way歌いますこんなに疲れたことはない」
時事ネタが、もっと欲しかった。どうみても、全体的には高校生のレベルである。TVで高校生が屋上から主張する番組のアピールにかないやしない。ことばのセンスもこの時代に生きている感覚もその欠落を補うべき肝心の音声表現力もない。何をいっているのか聞こえずわからない人も多く、一部を除いて最低のできであった。