一流になるための真のヴォイストレーニング

福島英とブレスヴォイストレーニング研究所のレッスンアンソロジー

投稿・おすすめ 14103字 1088

投稿・おすすめ

 

 

NHK千客万来」「スタジオパークこんにちは」

今井雅之さんという人は僕はドラマなどで以前から知っていましたが(織田ゆうじ主演のテレビドラマ「お金がない!」の借金取り役の人といえば、皆大体知っている)その辺に転がっている役者の一人にすぎないと思っていたけど、今回NHKの番組を見て“こいつはちょっと違うな”と思った。最近彼が注目されているのは、アメリカの演劇の本場、ブロードウェイで東洋の劇団が東洋人のつくっ た話を初めてやったからというだけではない。何と字幕や通訳も使わずに全て英語でやってのけたのだ。今井雅之は自分で脚本を書き、演出をし、主役もやっている。英語が得意なわけでもなく、死ぬほど練習したという。彼があえて英語でやった理由は、通訳や字幕だと伝わる時間が遅れるから。たとえば面白い場面をやっても、次の場面の時に客の笑いが来るということも起こりうるからだ。舞台は空間芸術であるから、その遅れは致命的で、伝わるものも半減してしまうように思う。彼は自分は決してアメリカかぶれではないという。日本人としてアメリカに行くのだと。「ただ、自分のやりたい分野においては、アメリカが世界一だったからというだけだ。日本の演劇、映画界はひどい。ブロードウェイのヒットしたやつを買ってきてやるだけ。自分達で自分達のものを作れよ。日本人が日本で顔に黒塗りをして、パンチパーマを当てて黒人の演技をするのはおかしい」さらに「アメリカは国を挙げて応援してくれるが、日本は経歴がないと、まったく相手にしてくれない。文化に応援してくれ、といいに行ったが窓口であしらわれた。経歴じゃなくて舞台を見てくれよ」と彼の言っていたことを、まとめるとこんな感じ。彼は 「日本で共演したい人は」と聞かれて「いないです。松田優作さんくらいですか。でももう亡くなられたし、後は向こうにしかいませんね」と。日本の形だけ、うわベだけのちゃらちゃらした演技にうんざりしている様子だった。そのブロードウェイでやった演技というのが「THE GOD OF THE WIND」という神風特攻隊の話。「みんな神風特攻隊と聞くと、すぐに右翼だとか、気違いだとか言うけれど、彼らも戦争の犧牲者なんです。彼らにそ うさせた上の人間、国民も悪いんです。今の教育はすべて隠そうとして何も教えない。8月15日に戦争が終わったということを覚えてもしかたない。戦争としっかり向き合っていかないといけない。大体国旗、国歌がダメという国もおかしい。俺は日の丸の国で生れてきたんだ。でもすぐに右翼だとかいう。白分の生れた国を愛し、誇りを持って何が悪いんだ。アメリカに行って初めて気づきました」。また、彼の経歴も面白い。兵庫県日高町という田舎町に生れた。小学校は全学年で12 人。のびのびと育った。何とその小学校ではテストのとき、みんなと相談してもよかったらしい。中学校に入って始めてテストは相談してはいけないのだと知ったという。

彼は中2の時「パピヨン」というハリウッド映画に魅せられた。この表面ではない、内から発せられる演技は何なんだと思い、役者を志すことを決意し た。彼が役者を目指して東京に行こうとすることに、彼の父は「お前が20歳になるまでは親権があるから、俺の言うことを聞け。役者になる前に2年間自衛隊に入って揉まれてこい。それでも情熱が残っているんだったら役者になれ」といったそうだ。その自衛隊というのがめちゃくちゃきつかったそうだ。でも彼はすべて役者になるためだと思い、がんばった。戦 車に乗れる部隊に入るための試験があり、長官と“すべて受かる”と男と男の約束をした。が、しかし射撃を何もすべて落ち、あと1500m走だけだという状況になって、彼は長官に「もうどうなっても戦車に乗るのはあきらめます。でも次の1500 m走はやってみせます」と男と男の約束を再び交わした。それから試験までの一週間、休みのときも、外出していい日も、ひたすら走り続けたという。そして試験ではもう死んでもいいと思って走った。心臟が飛ぴ出しそうで吐きそうだった。彼はゴールし長官と抱き合い号泣した。男泣きだ。そして試験はダメだったにも関わらず、その部隊に入ることができた。彼はその戦車に乗っていたことについて「全て役者のためです。何かに役に立つだろうと思って。オーディションとかのときに戦車に乗ってましたっていえるじゃないですか。でもよく考えてみるとそれしかないんですけど」そして約束の2年が経って“役者になりたいのでやめる”といったら“自衛隊は演劇学校じゃないぞ”と怒られたそうです。父も約束はしたものの、どうせ諦めるだろうと思っていたようで、悩んでいた。兄弟も辞めることに怒っていたという。が、結局大学に行くことになり、自衛隊も家族も大学に行くなら、と許してくれたという。受験勉 強について、自衛隊に比べたら楽チンといっていた。自衛隊での経験が彼の大きな糧となったようだ。大学時代、彼はパワーがありあまって、短パンとハチマキで青森から九州まで一人で走った。さらに北海道を何も持たず一人で縦断。気絶しておまわりさんに助けてもらったこともあるという。何ともすさまじい。大学卒業後、遂に彼は役者の道へ。が、しかしオーディションに全く受からず。でも夢を追い続けた。初めての仕事は妖怪の役。そこで彼は妖怪の目つきになるために、塩とナイフを持って一週間一人で山ごもり。4日目ぐらいを過きると、アリやクモを食べてしまったという。その後、さまざまな仕事をしていく。ある演劇で演出家に「言いたいことがあるなら言え」といわれて表面的な演肢に疑問を抱いていた今井は「それは問違っている」と言い放ち、くびにされたそうだ。そこで彼は自分でやりゃあいいじゃないかと思い、演出、脚本をすべて自分でやるようになる。そこで彼は「THE GOD OF THE WIND」の原形となるものを書く。右翼だからと役者は誰も演技してくれなくて困った。スポンサーはついてくれない。

「生命保険 会社は人が死ぬからダメ、航空会社は飛行機が落ちるからダメ。内容を見てくれよ」でも少しずつ客の口コミで広まっていく。途中でこの劇をやめようと思ったが観客からの手紙や励ましで、この作品から伝わるものの大きさを知り、辞めてはいけない、伝え続けなければ、と思ったという。それを伝えるのが役者の仕事だし今度彼は真珠湾でもこの「THE GOD OF THE WIND」をやるらしい。

「ブ ロードウェイに、もう一度行きたい。あれは行っただけ。勝っていない」(注意)以上のことは僕の主観的な見方によるイメージと記憶から自分の言葉で書いたものです。「」の言葉は今井雅之さんのいった通りの正確ではありません。僕の感想。ここのところ世界で活躍する日本人が、少しづつではあるが増えてきている。工藤夕貴も実力で這い上がった。ちなみに彼女は「向こうはいいものはすぐ認めてくれる。いい演技をすれば手のひらを返したように皆の態度が変わる。日本のようにプロダクション力とか関係ない。そこがいいところ」といっていた。いくつかの分野においては、日本は諸外国と比べて圧倒的に見劣りがする。一方では一流のものも沢山ある。だけど、“経済は一流、文化は三流”というのも認めざるを得ないところがある。行政も、もっと文化を発展させるために尽力してほしいと思う。少し話はそれたが、わずかながら世界で活躍する日本人を同じ日本人として誇りに思う。そろそろ世界に通用するヴォーカリストが出てきてもいいはずなのだが。今井さんはすごい。パワーに満ち溢れている。それも自衛隊や山ごもりという厳しい局面を乗り越えた自信からきているのだろう。彼のように自分を信じ続けること、夢を見続けることができる人がどれだけ少ないことか。“夢を見ることは、たやすい。しかし夢を見続けることは難しい”とよくいわれるが、大抵の人は少し高い分厚い壁にぶつかると才能がないとかいって、すぐに諦めてしまう。自分で自分を制限してしまっていることが多い。彼の尊敬できるところ は、妥協しないところ、自分の考え方をしっかり持っているところ。そして何よりも、やっている、ということだ。どんな困難な状況でも人に頼ることなく、やり遂げている。実行している。口だけじゃない。ブロードウェイに行っても満足しない。上を見続けている。歩みを止めない。走り続けている。この番組を見て、今井さんに“やればできる”ということを改めて実感させられたし、勇気づけられた。また、こういった仕事の柱は「伝えること」なんだなあと思った。

 

アーティストにとって、それがとてもつらいことであったり、逆に幸せ過ぎると感じたり、どの方向だとしても、自分の内を見る機会、時期が大切で、また見続けていること、つらいことなどでは、否応なしに自分の内に目がむけられる。だから内に気づくことができる。その内は人間のすべての共通要素になる。そこからいうから、人も心に伝わる。声もいくら大きくしても、ONにしていかないというところでやっていてはダメというように表現も内でONしていかないとダメ。世間や常識、学校という型にはまった上でやってもダメということ。それから外れるという意味でなく、自分の内に流れているものを優先させるということ。そこでやっていると、声と同様、はじめ変な感じがするけど、そこでやらないとダメ。型に逃げてはダメ。すべてのことにいえる。与えられた人生とこの世の中、この二つがあるのだから、あとは自分次第ということ。人生の短さを感じさせてくれた。自分では長く感じていても、大きなものから捉えれば、ただの点や一瞬の瞬き程度の長さだと思った。確実にいえることは、あと何十年後には 僕は死んでいるということだ。しかし、今は生きられる。結局どうしても人は何かの安定を求めたがるし、形を追ったり入ったりしたい、「ハイ」がしっかりいえるという、一つの型はそれですごいけど、そこで安定を求められたら終わる。すべてにいえる。やはり死の危険性がなければ、何をしてもいいということ、好き勝手やるというのでなく、そんなところで、たった一回の人生、そして止められない時の流れや老化などを費やしているのに、自分を制御しないということ。何があっても死ななきゃいい。むしろ失敗というか、自分がアーティストになるという一つの目標に対して、どこまで自分を貫き通せるのか、まわりや環境に、もっていかれないか。何が起こっても、どんなにつらい状況や変になっても、死ななきゃいい。

 

「サルヴァトーレ・アダモ ライヴインJapan」

まったく音程が聞こえない。すベて一本という感じ。音程など関係なく、ただ体からその言葉をいうだけの感じ。すべて言葉が“⌒”←こういう感じ。スター卜とゴールがしっかりしているのだと思う。ストレートで無駄がなない。でも私がそうしようとすると、上の方でガナルだけになってしまう。形を取るだけである。本当にその音が強まるか、弱まるかの引き出しだけに思える。しかし、私がそれをやろうとすると、体の支え、芯がないため、中身のない表面の強まりに聞こえる。私→弱強弱(中身がない表面だけ)、アダモ→弱強弱(中身がある)、この表面はただ自分で作っている。自分の一人よがり。この中身が人に伝わる要素だと思う。息は聞こえないけど。息に意識をおいてみて聞いてみる。そうすると息の大きな流れがあって、そこに声が乗っているのがわかる。おいている。ていねい。口に意識をおいて聞いてみる。まったく口から声が出ている感じはしない。腰、体に意識をおいて聞いてみる。ここから出ている。体と息が伴って「ゴォーッ」と出ている。型がまったく見えない。いかに自分がいい加減のところでやっていたのかがわかる。まったく本が使われていない。外に出てくるときにはすでにでき上がっていないといけない。外で修正をしてはダメ。出してみて、中で修正してから再び出す。体が使われているから、そこにいろいろなものが入れられるのであって、上でやっていったら、きれいに型にまとめで見栄えを固めていくだけでしかない。MCで日本語をやっているだけで音楽だ。リズムがある。語って中に入っていくのはダメ。たとえば“愛”と一言やって自分で中に入っていると思ったらダメ。

 

キャイーンライヴ/ウリナリ3」

ステージでお客さんに喜んでもらうということは、プロでも簡単ではない。まして素人や、それに近い人間ではなおさらだ。ウリナリ3の各種コントは、つまらないものが多かったが最低限テンションの高さでステージとしては、なんとか維持できていた。ここのステージ実習やライブ実習では、お客さんが、もしいたとしたら、果たして最低限ステージとして成立しうるだろうか。自分を含め、必ずステージで人を満足させることを前提にトレーニングしていかなくてはダメだ。もちろん音の世界でそれをやっていこう。人を喜ばす技術に自信がなければ、少なくとも人前に立って観客を退屈させないテンションをキープする。

お笑いの世界の芸人は、観客の「笑い」というリアクションが命であるから、常に観客を意識している。ヴォーカリストは、どちらかというと思い込みだけで聞き手を放ったらかしにしてしまうことが多いような気がする。自己満足で終わらないように注意しなくては。キャイーンライヴを見て感じたのは、感性がいかに大切かということ。コントは芝居のようにセリフや流れがしっかりと決まっているが、やる人間によってかなり大きな差がでるのではないか。三流の芸人がやったらお約束の受け答えになってしまうような、やり取りも、ウド鈴木の完 成を通り過ぎると、おつりがくるほどおもしろいものになってしまう。彼は頭で計算して演じているのではないようだ。感じるままにセリフを自分流に表現している。もちろん、アドリブも多いことだろう。それがキャイーンの笑いの源泉だ。まさに天然ボケ。天野のツッコミもいい。それを歌にたとえると楽譜通りに表面をなぞっているだけなのが三流芸人でオリジナルの表現で人を惹きつけるのがキャイーンのような芸人といえるだろう。ステージは感性が命だ。

 

久保田一竹

命を染めし辻が花染め。“美しいものは技術があれば誰でもつくれる。これからは布に心を”“現代でもキラキラ輝くものが本当の伝統”しゃべる言葉に伝わるものがあった。“シチリアの真っ赤な太陽”という言葉に景色が浮かんだ。そのときの苦しさ、つらさが伝わってくるようだった。“300年くらい生きてみたい。布がどんなふうになるか見てみたい”久保田さんは、辻が花に選ばれた人にも思えた。なるべくしてなった、とも思う。博物館でも外国人の表情も印象的。こっちまで嬉しくなってきた。講演会でしゃベる言葉。一つひとつに命が宿っていた(心がこもっていた)。とんなにすごい俳優でもまねはできない気もする。久保田さんには真実があるから。戦争で“生き残ってしまったから”という言葉が、聞いていて少しつらかった。久保田さんは着物で表現していた。一生かかってわかるもの。

 

クロスビート」2月号を静かに読むのが精一杯。

今回のアンソニー語録「人生ってのは実に神秘と謎に満ちていて、いい時があればその分悪い時もある。もう最低最悪、こんな人生やってられっかよって思ってたら、次の角を曲がったところに何かとてつもなく素晴しいでき事が待ってたりすもんなのさ」そうやんな、アンソニー、「いい時があればその分悪い時もある」やんな。ほんの少し回復(もちろんそう簡単には全快はしないよ(笑))。「クロスビート」を読んでいてアンダーワールドの「Beaucoup Fish」とプライマル・スクリー厶の「エクスターミネーター」が聞きたくなったのでCD計2枚購入。おお、2枚ともなかなかカッコエエやんかー(「クロスビート」の記事でカーティス・メイフィールドが99年12月26日に亡くなっていたことを知る。知らなかった。言葉もない。冥福を祈りたいと心から思う)

 

散々つまらないステージをやってきたと思う。自分の内に閉じこもって出てこない歌ばかり。自分が何をしているかということに気づいているようで、気づいておらず。等身大の自分で歌うこと。少しずつでも目の前の人に触れていきたい。

 

合宿に行くと、闇だと思っていた目の前の景色が階段になっていることに気づく。登ろうと思うと、目の前の課題曲が通せんぼする。曲に向き合うと、結局、今までの自分と何も変わっていないことに気づく。急に何かが変わるわけじゃない。せめて無理に登ろうとするムシのいい考えを改めて、じっくりと課題と向き合う余裕と忍耐力ぐらい、育んでいきたいものだ。

 

息長く活躍するための五箇条

一、まず「こだわり」 ありき。こだわりに根ざしたプライドこそ自らを磨く原動力なり

二、気分転換で、生活にメリハリをつけるべし。ただし、仕事のストレスは仕事で解消すべし 

三、人には「旬のとき」がある。年齢に合わせて、生き方のギアをチェンジすべし

四、ピンチは必ず巡り来る。逆境にこそ、好機の芽ありと心得るべし 

五、欲張るべからず。カネだけでなく、地位も名誉も天下の回りモノと思うべし

 

今週の「アエラ」の「新『男気』の時代」という記事にある【21世紀の「男気」十ヵ条】 書き留めておこう。

【21世紀の 「男気」十ヵ条

一、個として自立し、公のために尽くす。 

二、人を感動させる独創的な仕事をする。 

三、無駄なことを面白がる。

四、すべての人にいい顔はしない。 

五、言うべきは言い、怒るときは怒る。

六、批判を受け止める懐の深さを持つ。

七、失敗を恐れず行動する。

八、人をレッテル貼りせず、差別しない。

九、自分の弱さをさらけ出せる。 

十、人情を重んじる。

 

ーー

 

フランク・シナトラマイ・ウェイ~ベス卜・オブ・フランク・シナトラ

エルヴィス・プレスリーサンライズ

エンゲルベルト・フンパーディンク「ラスト・ワルツ~ベスト・オブ・エンゲル ベルト・フンパーディンク」という、正に男性ヴォーカリスト(および男性ヴォーカリスト好き)必聴の“男ヴォ三兄弟”を購入&堪能する

「ジェントル・オン・マインド」をエルヴィスとエンゲルベルトで「マイ・ウェイ」をシナトラとエルヴィスでそれぞれ聴き比べるのも一興であろう。

 

【ザ・ベスト・オブ・エルヴィス・プレスリー

Elvis Presley 編集盤:The Best of Elvis Presley

01)That’s All Right

02)Blue Moon of Kentucky

03)Heartbreak Hotel

04)Blue Suede Shoes

05)Hound Dog

06)Don’t Be Cruel

07)Love Me Tender

08)Jailhouse Rock

09)It’s Now or Never

10)Surrender

11)G.I. Blues

12)Blue Hawaii

13)Gospel Medley (※Sometimes I Feel Like a Motherless Child ~Lead Vocal: Darlene Love)

14)If I Can Dream

15)Suspicious Minds

16)Amazing Grace

17)Burning Love

18)Always on My Mind

19)An American Trilogy

20)I’ll Remember You

21)How Great Thou Art

22)Pledging My Love

23)My Way

24)Can’t Help Falling in Love

それにしても何故にエルヴィスMDだったのか。

そういえば明日8月16日はエルヴィスの命日だったなあ。

 

 

「始めるのに遅すぎることなんかない!」(中島薫著)

印象深い章を挙げておこう。

01)いつも未完成でいる方がおもしろい 

02)失敗よりも、失敗したままやめてしまう方が問題である 

03)どんな人も、始めはでたらめである 

04)学ぼうとする姿勢が人を大きくさせる 

05)「奇跡」とは「起こるもの」である 

06)自分の未来を信じられるのも才能のひとつである 

07)出る釘は打たれるが、出すぎた釘は打たれない 

08)嫌なことがあった時こそ笑ってみる 

09)どんなことでも、したことは返る

10)分からないのは分かるまで続けないからである 

11)好きなもの を「好き」と言えるプライドを持つ

12)思いの強さがすべてを可能にする 

13)成功はゴールではなくスタートである 

14)夢中になれば、どうでもいいことは気にならなくなる 

15)ナンバーワンよりオンリーワン

16)無の5年より継続の5年を 

17)得るために失うものもある 

18)アタマとカラダは車の両輪 

19)本物の人間は本物が分かる 

20)プロフェッショナルであるということはシンプルであるということ 

21)人を動かす人は、誰よりも自分が動いている

22)最後に笑える自分になる 

23)反省には未来があるが、後悔にはない 

24)努力した人すベてが成功するとは限らないが、成功する人はみな努力家である 

25)自分の中に眠る可能性を見つけよう

 

 

【ザ・ベスト・オブ・クイーン】

01)炎のロックンロール  Keep Yourself Alive

02)キラー・クイーン  Killer Queen

03)ボヘミアン・ラプソディ  Bohemian Rhapsody

04)愛にすべてを  Somebody to Love

05)タイ・ユア・マザー・ダウン  Tie Your Mother Down

06)ウィ・ウィル・ロック・ユー  We Will Rock You

07)伝説のチャンピオン  We Are the Champions

08)バイシクル・レース  Bicycle Race

09)ドント・ストップ・ミー・ナウ  Don't Stop Me Now

10)セイヴ・ミー  Save Me

11)プレイ・ザ・ゲーム  Play the Game

12)ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉)  Las Palabras de Amor (The Words of Love)

13)ハマー・トゥ・フォール  Hammer to Fall

14)ラジオ・ガ・ガ  Radio Ga Ga

15)ワン・ヴィジョン  ひとつだけの世界  One Vision

16)ハング・オン・イン・ゼア  Hang On in There

17)ショウ・マスト・ゴー・オン  The Show Must Go On

18)アイ・キャント・リヴ・ウィズ・ユー(1997“ROCKS”リテイク)  I Can't Live with You (1997“Rocks”Retake)

 

 

綾戸智恵さんがカヴァーしたスタンダード・ナンバー】

01)The Rolling Stones/Route 66

02)Frank Sinatra/Angel Eyes

03)Nat King Cole/Caravan

04)Aretha Franklin/Amazing Grace

05)Sarah Vaughan/Autumn Leaves

06)Ray Charles/Hallelujah I Love Her So

07)Elton John/Your Song

08)Simon & Garfunkel/Bridge Over Troubled Water

09)Louis Armstrong/What a Wonderful World

10)The Police/Every Breath You Take

11)Sting /Round Midnight

12)Cassandra Wilson/Seven Steps

13)Judy Garland/Over the Rainbow

14)Frank Sinatra/Mack the Knife

15)Elvis Presley/Amazing Grace

16)The Beatles/Let It Be

 

 

【日本でリリースされたニュー・アルバム(スタジオ盤)おすすめ 20】

01)山下達郎「On the Street Corner3」

02)Red Hot Chili Peppers「Californication」

03)Peter Wolf「Fool's Parade」

04)Beck「Midnite Vultures」

05)Carlinhos Brown「Omelete Man」

06)Sting 「Brand New Day」

07)Jamiroquai「Synkronized」

08)Pedro Luís & A Parede「Tudo de Bom」

09)Prince「Rave Un2 the Joy Fantastic」

10)Nine Inch Nails「The Fragile」

11)Rage Against the Machine「The Battle of Los Angeles」

12)Yes「The Ladder」

13)David Bowie「Hours…」

14)Underworld「Beaucoup Fish」

15)Cassandra WilsonTraveling Miles」

16)Mariah Carey「Rainbow」

17)Public Enemy「There's a Poison Goin' On」

18)Brian Setzer Orchestra「Dirty Boogie」

19)Kula Shaker「Peasants, Pigs & Astronauts」

20)Tony Bennett & Count Basie Orchestra「Hot & Cool: Sings Duke Ellington

 

【リリースされたリイシューアルバム(ライブ、ベスト盤etc.)おすすめ20】

01)Queen 「Greatest Hits: Dedicated to Freddie Mercury」

02)Nusrat Fateh Ali Khan「Swan Song

03)Caetano Veloso 「Omaggio a Fellini」

04)Caetano Veloso「Mais Caetano」

05)Jimi Hendrix「Live at Woodstock」

06)Jimi Hendrix「Live at the Fillmore East

07)Chic「Live in Japan: Tribute to Bernard Edwards」

08)Aretha FranklinAmazing Grace: The Church Concert (完全版)」

09)Jaco Pastorius Twins「I & II: Live in Japan '82」

10)Stevie Wonder「Feel the Fire: Ballad Collection」

11)The Beatles「Yellow Submarine Songtrack」

12)Jaco Pastorius「Rare Collection」

13)Eric Clapton「Best of Eric Clapton

14)Guns N’Roses「Live Era '87–'93」

15)Metallica「S&M: Symphony & Metallica

16)Elis Regina「Viva Elis: Live」

17)Elis Regina「The Early Days of Elis Regina

18)Bruce Springsteen「18 Tracks」

19)Elvis Presley「Elvis Ballads」

20)Elvis Presley「Rock ’n’Roll」

 

エルヴィス・プレスリーアルバム おすすめ10】

01)Sunrise

02)Elvis Presley

03)The King of Rock ’n’Roll: The Complete 50's Masters

04)Memories: The '68 Comeback Special

05)Elvis In Memphis

06)From Nashville to Memphis: The Essential 60's Masters I

07)Command Performances: The Essential 60's Masters II

08)Walk a Mile in My Shoes: The Essential 70's Masters

09)Elvis: The Concert – 1999 World Tour

10)Mega Elvis: Elvis Presley Essential Collection

 

 

おすすめ映画

タイトル   監督              主な出演者

Star Wars: Episode I – The Phantom Menace ジョージ・ルーカス リーアム・ニーソンユアン・マクレガー

The Matrix ラナ&リリー・ウォシャウスキー キアヌ・リーヴスキャリー=アン・モス

Fight Club デヴィッド・フィンチャー    ブラッド・ピットエドワード・ノートン

Life is Beautiful ロベルト・ベニーニ ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ

Ronin ジョン・フランケンハイマー ロバート・デ・ニーロジャン・レノ

The Sixth Sense M・ナイト・シャマラン ブルース・ウィリス、ハーレイ・J・オスメント

Run Lola Run トム・ティクヴァ フランカ・ポテンテ

The Messenger: The Story of Joan of Arc  リュック・ベッソン ミラ・ジョヴォヴィッチジョン・マルコヴィッチ

Eyes Wide Shut スタンリー・キューブリック トム・クルーズニコール・キッドマン

Enemy of the Stateトニー・スコット ウィル・スミス、ジーン・ハックマン

Rounders ジョン・ダール     マット・デイモンエドワード・ノートン

Fear and Loathing in Las Vegasテリー・ギリアム ジョニー・デップベニチオ・デル・トロ

 

番外編映画

Buena Vista Social Club / 監督:ヴィム・ヴェンダース / 出演:コンパイ・セグンドイブライム・フェレールライ・クーダー

 

 

【日本公開シネマ おすすめ】

※「ブエナ・ビスタ~」は2000年日本公開

 

01)1「スター ・ウォーズ/エピソード1」Star Wars: Episode I – The Phantom Menace

監督:ジョージ・ルーカス

出演:リーアム・ニーソンユアン・マクレガー、ジェイク・ロイド

(ただただ驚異的かつ感動的なスケールとSFXを見せつける20世紀最大の宇宙活劇)

 

02)「マトリックスThe Matrix

監督:ラナ&リリー・ウォシャウスキー(当時:ラリー&アンディ)

出演:キアヌ・リーヴスキャリー=アン・モスローレンス・フィッシュバーン

(米国コミックで日本アニメで香港カンフーで電脳パンクなアクションとSFXに驚愕)

 

03)「ファイト・クラブ」Fight Club

監督:デヴィッド・フィンチャー

出演:ブラッド・ピットエドワード・ノートンミート・ローフ

(暴力的で破壊 的な傑作。ピットのキレぶりとノートン の天才ぶりにも度肝を抜かれる暴力的で破壊的。)

 

04)「ライフ・イズ・ビューティフルLife is Beautiful

監督:ロベルト・ベニーニ

出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ

(“イタリアのチャップリン”ベニーニは演出も演技も完璧で心から素晴しいと思った)

 

05)「RONIN」

監督:ジョン・フランケンハイマー

出演:ロバート・デ・ニーロジャン・レノナターシャ・マケルホーン

(パリとニースを舞台にカーチェイスが熱い骨太アクションはデ・ニーロも男前過ぎる)

 

06)「シックス・センス」The Sixth Sense

監督:M・ナイト・シャマラン

出演:ブルース・ウィリスハーレイ・ジョエル・オスメントトニ・コレット

(新感覚オカルト・スリラーは物語の組み立て方に感心そして母子愛の描き方には感動)

 

07)「ラン・ローラ・ラン」Run Lola Run

監督:トム・ティクヴァ

出演:フランカ・ポテンテモーリッツ・ブライプトロイ

(ジャーマン・テクノに乗って走り続けるローラの疾走感溢れる一瞬一瞬に釘付け状態)

 

08)「ジャンヌ・ダルク」The Messenger: The Story of Joan of Arc

監督:リュック・ベッソン

出演:ミラ・ジョヴォヴィッチジョン・マルコヴィッチダスティン・ホフマン

(聖女と魔女と間を彷徨うジャンヌの激動の生涯を撮り上げたベッソンの映像美は圧巻)

 

09)「アイズ・ワイド・シャット」Eyes Wide Shut

監督:スタンリー・キューブリック

出演:トム・クルーズニコール・キッドマンシドニー・ポラック

(スキャンダラスな性描写も辞世の句的な結論も強烈なキューブリックの美意識は完璧)

 

10)「エナミー・オブ・アメリカ」Enemy of the State

監督:トニー・スコット

出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマンジョン・ヴォイト

NSA国家安全保障局)なる機密機関のプライバシー侵害ぶりに亜然。最後は見事)

 

11)「ラウンダーズ」Rounders

監督:ジョン・ダール

出演:マット・デイモンエドワード・ノートンジョン・マルコヴィッチ

(スリリングなポーカーの闘いに青春を賭ける若者2 人。マルコビッチ凄まじい威圧感)

 

12)「ラスベガスをやっつけろ」Fear and Loathing in Las Vegas

監督:テリー・ギリアム

出演:ジョニー・デップベニチオ・デル・トロ、ハンター・S・トンプソン

(映像の魔術師ギリアムが創造する狂気と悪夢の世界を加卜茶ばりのデップが爆走する)

 

番外編(2000年公開)

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブBuena Vista Social Club

監督:ヴィム・ヴェンダース

出演:コンパイ・セグンドイブライム・フェレールライ・クーダー

キューバの忘れられていたしかし素晴し過ぎる老演奏家たちの豊潤な人生讃歌に感動)