一流になるための真のヴォイストレーニング

福島英とブレスヴォイストレーニング研究所のレッスンアンソロジー

h:投稿、音信、活動報告アーカイブ 

投稿アーカイブ 23813字   588

投稿 以前、読んだある本のなかにこういう説があった。「人を歌わせるのは、ことばが生まれるより以前の原始的な情動である。それなくしては、すべての感覚器官(歌に必要な肉体的機構)は、正しく(歌う声を発するという方向へ)機能しない。また一方で、そ…

投稿・おすすめアーカイブ 14107字  568

投稿 12月のある一日に「とんでもなくこれは完璧だ」と思える声を出せた日があって、安心しかかったら結局、わからなくなってしまった。胸に点がコツンとあたって息の力次第で音量が出せる感じだった。あれは何だったんだろう? と悩んだあげく、結局「完璧…

投稿アーカイブ おすすめアーカイブ  22823字  558

投稿 前に紹介した four play。ラリーカールトンではなく、リーリトナーの間違いでした。失礼しました…。 エンターテイナーと何か? もちろんダンスや歌に人並みはずれた技量を持たなくては話にならない。しかし、最大の要諦は、その技を生かし観客に限りな…

投稿アーカイブ おすすめアーカイブ    548

投稿 548 アースシェイカーというバンド(解散してしまったが)のVoのマーシーが、私は大好きだ。いつだって、僕のために歌ってくれる。悲しい歌じゃないのに涙が出てくる。マーシーはマーシー自身として、すべてさらけ出し、何も飾らず何のてらいもなく、心…

投稿アーカイブ おすすめアーカイブ  538

投稿 538 この2年間いろいろなことを教えていただきましたが、それ以上にたくさんの自分に欠けたものを気づけるようにしていただけたことが非常に大きかったです。しばらく先生のアドバイスもちんぷんかんぷんだったこともありましたが、だんだん意味に気づ…

投稿アーカイブ、おすすめアーカイブ  528

投稿 528 いつもレッスンで気づいたことをまとまった形に次の月までに仕上げて持っていこうと思っているのですが、なぜかレッスン日の1〜3日前くらいに、新しいことにはたと気づいてしまい、結局、まとまらないまま提出するようなことになって、情けないなあ…

投稿アーカイブ  498

投稿 セミをつかまえて手で持っているとき、強すぎるとつぶしてしまうし弱すぎると飛んで逃げていってしまう。「強い」「弱い」という二つの事柄だけでは割り切れないこと(感覚)がある。答えは一つではないこともあるし、善悪だけでは片づかないこともある…

投稿アーカイブ    478

投稿アーカイブ スタジオへの愛着と自戒の念をこめて 「何で歌をやっているのか」―最近、身近な人からそう聞われた。答えようがなかった。そして、今さらそんなことを聞かれてしまう自分が情けなかった。本人が思っているほど、周りに伝わらないことがあると…

投稿アーカイブ  468

投稿 ステージングのカ 最近、あるアーティストのコンサートに出かけた。ちょっと遅れてしまい、開園の時刻から30分を過ぎていた。最初は、普通に見ていたのだが、次第に曲が進むにつれて、彼のペースに引き込まれているのがわかった。あれだけシャウトして…

投稿アーカイブ  458

投稿 震災後の神戸そのー 焼けただれた瓦礫の中で、30代位の男性が、そっと花束とランドセルを置き、そっと手を合わせていました。 震災後の神戸その二 TVカメラに囲まれた20代位の男性が、声を上擦らせながら死んだ家族への無念な想いを語っていました。 震…

投稿アーカイブ  438

投稿アーカイブ 「ヴィヴィアン・ウェストウッド(ロンドンの女性デザイナー)は、床屋さんで髮を切る」と、以前雑誌で読んで、自分だけのこだわりというのは誰にでもあって、時に他人には、とても変てこに思われるものだなぁとしみじみ思った。 散近、ガソ…

投稿アーカイブ  418

投稿 反雀と今後 「充実した年だった」なんて言いながらも、本当は全然満足していない。やっぱりあまい。仮に、本当に必死でやっていたら…,今はもっとできたはず。どこかに隙があって、それが結局、声という形に現れている。 今の声はどうしても納得できない…

投稿アーカイブ  408

海に関する章(II) 不意に笑ってみたくなった 誰が悪いと言ったわけでもない だけど俺は縛られている 時には自分で自分を縛る 奴隸のように鞭打たれる 自由を社会に売り渡し 俺は夜が来るまで眠る 物音一つしないしじまの中で 俺は目覚め 暗闇に泣いた 天井…